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最終更新日:2025/5/27
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部署名関東エリア
勤務地東京都
薬局を訪れる患者さんの窓口対応のほか、在宅医療でお届けする薬の監査(最終チェック)や、医師や看護師・ケアマネージャーの方々とのやりとり、あとは注射薬の混注などの無菌調剤といった在宅医療のサポート業務も担当しています。私の店舗に在籍する薬剤師は、時短勤務を含める正社員・契約社員・パートスタッフなど合わせて10名います。その全員が在宅医療対応可能な状態で、訪問時の運転を担当する専任のドライバーと共に、患者さんのご自宅訪問や介護施設などへの往診同行を通常の薬局業務と並行して行っています。
「自身が患者の家族」として、医療に向き合った経験がきっかけです。私が大学在学中に、父が肝臓がんで亡くなりました。父は家が大好きで、いつも『帰りたい』と言っていましたが、最期を自宅で迎えることは叶わず、病院で亡くなりました。その後、すぐに5カ月間の実務実習が始まり、実習先でも、がんの末期や心不全の末期の患者さんたちとお話しする機会がたくさんありましたが、やっぱりその方々も『帰りたい』とおっしゃるのです。「父と同様に、こんなに多くの家に帰りたい人がいるのか」とあらためて思い知りました。末期の患者さんが自宅に帰るためにはいろいろなサポートが必要ですし、ご家族にとっても大きな負担です。私が住んでいたところもそうでしたが、全国どこでも可能なわけではありません。しかし、だからこそ私は、在宅の中でも終末期の患者さんや看取りの医療に携わりたい。その一員になりたいとの想いで在宅医療を極める事を決めました。
在宅医療インターンシップに参加したことがきっかけです。社員の方と一緒に患者さんのお宅を訪問して、お話しする機会をいただきました。想像していた通り『やはり在宅医療には大変なこともたくさんある』と、良い部分だけでなく携わっているからこそわかる真実も伝えていただけました。その上で『奥田さんならできるよ』と背中を押していただけたことが、入社の大きな決め手です。たった一日の実習でしたが、私にとって新鮮でかけがえのない経験になりました。
薬局の薬剤師と異なり、在宅医療に携わる薬剤師は、患者さんに関わるさまざまな人たち、たとえば医師や看護師、ケアマネージャーなど他職種の医療従事者とのやりとりの機会も多いのが特徴です。在宅医療は、まさに『チーム医療』だと肌で感じられると思います。いろいろな方々とやりとりしていくことで、薬局の中だけではなかなか得ることのできない知識が身につきます。