西部電気工業(株)

福岡に本社がある大手企業で安定性があることと、新しい事業にチャレンジできることが決め手でした。
私は30歳のときに当社に中途入社しました。
大学を卒業後に東京のシステム開発会社に就職したのですが、結婚して子どもが成長するにつれて、地元である九州で働きたいという気持ちが強くなってきました。
そんな時に、後の上司となる方と偶然知り合い、福岡で新しい事業を立ち上げるために力を貸してほしいという事で入社を決めました。

あるシステムの稼働開始時に多くのトラブルが発生し、お客様の業務を大きく遅延させてしまったことがありました。
トラブルの原因は、システムの不具合もありましたが、お客様側の準備不足、誤操作によるリカバリ対応など様々でした。
それらのトラブルに対して、どちらが悪いと言うことなく、業務への影響を最小限にするためにはどうすれば良いかを第一に考え、お客様と一緒に連日遅くまで対応しました。
お客様のことを第一に考え、誠実に対応したことで信頼関係が構築でき、お客様から「西部電気は今までで一番信頼できる会社です。次のシステムも是非お願いします。」との言葉を頂いたときは嬉しかったです。
そのお客様からは継続的に仕事を頂き、長いお付き合いが続いています。

実際にシステムを使うお客様（エンドユーザー）と直接やり取りする機会が多い事です。
前職では100人以上の大規模システム開発の仕事が多く、エンドユーザーと直接やり取りする事はほとんどなかったため、ギャップがありました。
現在、私が携わっているERP（統合基幹業務システム）はお客様の会社の中心システムとなるため、経営層に対する提案スキルや、エンドユーザーに分かりやすく説明するスキルが必要です。少数精鋭で、お客様の声を直接聞けるためやりがいがありますし、成長できる環境があると思います。

社内の雰囲気が明るく、コミュニケーションを取りやすいことです。
当社は業種が建設業ということもあり、元気でハキハキとした社員が多いと思います。
廊下ですれ違う時は、名前を知らない他部署の人同士でもあいさつしますし、コミュニケーションを取りやすい雰囲気があります。
終業後に社内でお酒を飲める「コミュニケーションの場」も定期的に開催され、親睦を深めるのに役立っています。
また、社宅制度やカフェテリアプランなどの福利厚生も充実しており、社員満足度向上のために力を入れていると思います。当社が広告を出している福岡ドームのスーパーボックスで野球観戦できるのも魅力ですね。

私が就職活動をしていた約20年前と違って、現在はインターネットから得られる情報が膨大にあり、就職活動も早期化・長期化し、悩むことが多いかと思います。
会社は人生の中で多くの時間を過ごす場所になります。
自分の人生で何を重要視するのかを考えて、それを実現できそうな会社に入ることが大事かなと思います。
また、インターネットの情報を鵜呑みにするのではなく、自分の目と耳で直接得た情報をもとに判断すれば、入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することも減るのかなと思います。人との出会いも大事にしてほしいですね。