最終更新日:2025/7/7

アルビス(株)【東証プライム上場】

  • 上場企業

業種

  • スーパーマーケット
  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 専門店(食品・日用品)
  • 農林・水産

基本情報

本社
富山県

取材情報

我が社自慢の制度・社風

食は生きる力の源。食の楽しみや喜びを通じて、豊かで健康な地域社会の実現に貢献。

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コロナ禍の今、食のライフラインとしての責務を再認識。

戦略的な店舗展開に取り組む池田社長に同社の強みや将来展望を、そして竹内人事部長(取材当時)に教育制度についてインタビューしました。また対談では、社内環境や働きやすさなどについて語っていただきました。

池田和男代表取締役社長(右)…商品本部、営業、管理本部などを経て、2018年に社長就任。地域特性や地域の食文化を活かした店舗経営を推進し、売上増を実現。北陸3県だけでなく、近年は岐阜県への店舗新設・リニューアルを展開し、多忙な毎日を送る。趣味はガーデニング、そば打ちなど。
竹内公彦人事部長(左)…販売部長、営業企画部長を経て、2020年より人事部長。従業員一人ひとりの特性や習熟度に合った人事・配置に定評がある。現在は監査室長。

北陸を中心に66店舗を展開。目指すは“地域一番の信頼と満足”

 当社は1968年に創業。皆さまに日々の食材を提供することで発展。食の安全・安心はもちろん、より美味しいもの、より健康になれるものを厳選し、お届けすることで、お客さまの暮らしに寄り添い、信頼を獲得してきました。
 今年は新型コロナウィルスの拡大により、スーパーマーケットも想定外のリスクと対策を強いられました。当初は、多くの従業員が先の見えない不安にさいなまれましたが、お客様からの「ありがとう」「おかげさまで」「頑張って」といったお声掛けに励まされ、“食のライフラインを担う仕事”という責務を再認識。意を新たにして各々の職務に邁進しています。
 
 アルビスの強みは地域密着です。例えば富山県でも、西と東で異なる食文化が根づき、醤油の味、惣菜の呼び名も違います。当社ではこうした地域の食文化を継承することを念頭に、半径2~5kmエリアを商圏として多店舗展開。現在は、北陸エリアを中心に66店舗。2019年には中部エリア(岐阜県美濃加茂市)にも進出し、地域ニーズに合った品揃えに取り組んでいます。
 そしてもう一つの強みは鮮魚。魚の新しさ、品数において高い競争力を誇っており、中でも昨年オープンの美濃加茂店では、鮮魚の売上が全66店舗トップを記録。岐阜の皆さまから「魚ならアルビス!」と高い支持をいただいています。

 当社では、今後も地域密着、お客様満足を追求しながら店舗展開していきたいと考えています。そんな企業の発展を支え、新しい時代を切り拓いてくれる仲間を募集します。まずは元気な方。食べること、伝えることに興味がある方。そして常に挑戦しつづけ、失敗しても次の挑戦に向けて奮起できる方を求めます。
 当社では夢や感動を共有できる職場づくりに励むと共に、「アルビスに入社して良かった」と思ってもらえるよう、全力でサポートしていきたいと思っています。

こんな人ならアルビスで活躍できる!

「私自身、日々ライバル店の惣菜の食べ比べをして商品開発に活かしています。自分で食べ、自分の言葉で伝えられる人は成長も早いと思いますよ」と池田社長。

独自の教育システムで従業員一人ひとりの成長と挑戦をサポート。

 当社では従業員の自主性創業時から人材教育に力を入れ、社内独自の「教育プログラム」や「資格等級制度」を設けています。
 新入社員は入社後、約2カ月の新人研修を経て各店舗に配属。新人1人に1人の先輩トレーナーが就き、OJTを組み合わせながら教育します。2年目にはステップアップ研修を行い、自立して仕事がこなせるまでのノウハウを習得します。その後は等級試験を受けながらチーフや店長に必要な管理能力も磨いていきます。

 特に近年は、本人の希望や適性、将来性を尊重した人事に努めています。入社後は数年間、店舗経験を積んでもらうことを基本としていますが、情報システムや建築、マーケティングなど、大学で学んだ専門知識を活かせる環境もあります。
 また、店長職から採用教育課長、あるいは店舗チーフから広報に異動というケースもあり、やる気と能力次第で新しいステージを切り拓いていくことも可能です。
 
 また年に1回、個人的な趣味や関心のあるジャンルの通信教育を受講できる制度もあります。例えば野菜ソムリエや食品衛生学などスーパー業務と関係あるものもあれば、ペン習字や法律、ポップデザインなど自分磨きを目指したものも、自由に受講できます。研修費用の半額を負担しています。
 
 私たちの仕事は、地域の人々の安全・安心な食卓を支えるという大きなやりがいのある仕事です。お客様の期待に応え、スキルアップしていく中で、「なりたい自分」に近づき、自身の成長を実感することができるでしょう。
 この業界の未来を切り拓いていけるようなポジティブでガッツある人材を求めます。興味のある方はぜひ、見学にいらしてください。

こんな人ならアルビスで活躍できる!

「将来ビジョンが決まっている人は目標までの道筋も具体的に描けます。当社では技術だけでなく、メンタル面も細かくケアしながら、成長を応援します」と竹内人事部長。

店舗業務のほかネット通販やマーケティング、建築計画など多彩な業務。人間的にも成長できる会社です。

<頑張った分、昇格に反映。手ごたえが実感できる職場>

社長●当社はどんな社風だと思いますか?
竹内●私としては、何でも話せる風通しの良い社風だと思います。例えば新人と熟練のパートさん、店長でも遠慮なく意見を言い合え、提案できる雰囲気があります。また昇給や昇格に関して言えば、成果主義です。
社長●そうですね。勤務年数に関係なく、頑張った人はその分、正当評価される職場だと思いますよ。

<働き方改革を推進。業界のイメージアップを図りたい>

社長●スーパーの仕事に対して様々なイメージを持っている人もいますが、当社では「しっかり休んで、しっかり働く」ための働き方改革を実践しています。
竹内●女性の多い職場なので、仕事と家庭の両立がしやすい各種制度の取得率は高いですね。例えば、子育て世代には育児休暇後の時短勤務や曜日選択勤務、また自宅近くの店舗への異動などが認められています。ずっと正社員のまま働き続けられるのでキャリア形成にもいいですね。
社長●「アルビス社員でよかった!」と思ってもらえるような特典も増やしています。今年からは従業員の買物5%割り戻しを実施。リフレッシュ休暇では契約リゾートホテルの宿泊割引も受けられます。今後も福利厚生の充実を図りながら、イメージアップに努めていきたいと思っています。

<様々なジャンル、県内外からのエントリーも期待>

社長●私としては「アルビス=スーパー」というイメージを払拭し、幅広いジャンルの業務、部署を有する複合組織だということをアピールしたいと思っています。まずは見学に来ていただき、どんな仕事があるのか見てほしいと思います。
竹内●同感です。以前は店舗スタッフとして経験を積んだ後、希望に応じてバイヤー職や開発職、広報職などの職に就いてもらうという形を取っていましたが、現在は、適性や可能性があれば初年度から店舗勤務以外の配属もしていますよね。
社長●ですから、サービス業を希望する方だけでなく、ITの仕事、建設の仕事、あるいは企画や広報の仕事に関心のある方にも来ていただきたいのです。また、来年は中京エリアへの進出を加速する予定ですので、北陸だけでなく、中京圏をはじめ全国からのエントリーも大歓迎です。期待しています。

こんな人ならアルビスで活躍できる!

「子育て世代のサポートはもちろん、定年後の独立開業サポートなど様々な支援制度を拡充しています。いつまでも長く、安心して働ける企業だと思います」と池田社長。

企業研究のポイント

1.目に見える仕事だけでなく、バックヤードも注目! 

 スーパーマーケットの仕事というと、サービス業をイメージする方が大半だと思いますが、その裏側にはたくさんの仕事があります。食材を買い付けるバイヤーの仕事、マーケティングやアプリ運営を担う情報システムの仕事、土地を取得して新店舗を建設する開発の仕事、チラシやCMを制作する販売促進の仕事など多岐に及びます。「様々な部署の仕事に支えられたスーパーマーケット」ということが解れば、当社に対する見方も変わるかもしれません。


2.企業としての成長性を感じるか?

 企業研究をする上で、一つのポイントとなるのが企業の成長性です。当社は創業以来、着々と経営規模を拡大し、現在は66店舗、従業員・パート合わせて4000名を超す企業規模を誇り、東証一部上場企業となっています。今後も年間3~5店舗、特に中部エリアでの進出計画が続々進行。将来性、成長性ともに期待できる地元優良企業といえます。


3.ちゃんと教育してもらえるか?

 入社すると数年間は先輩や上司から様々な知識・技術を教わることになります。まずはどんな教育制度があるのかを調べてください。また、資格取得制度がどの程度充実しているのかもチェックしてほしいと思います。当社では、独自の教育制度、資格等級制度などを構築。成長の手ごたえが実感できる教育システムが整備されています。

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人事担当スタッフより「何でも話しやすく、居心地の良い会社です。まずは会社見学に来てください!」。

マイナビ編集部から

 食品流通チャネルの多様化に伴い、私たちは多様な食材を早く、安く、容易に入手できるようになった。しかしその一方、食の安全性が危ぶまれる問題も多発しており、身近なスーパーマーケットに対して食の安全・安心を求める声が高まっている。

 アルビスでは地域密着、地産地消を重視した店舗展開を実践。周到なエリアマーケティングを行いながら、地域ニーズを迅速に応え、地域の食文化を尊重した店舗経営で競合他社との差別化を図っている。近年は新店舗建設が活発化しており、昨年は岐阜県に初進出。富山湾の新鮮な海の幸を届けることで顧客を獲得。今後も中部エリアでの飛躍が期待されている。
 
 池田氏が社長就任したのは2018年。自らの足で歩き、食べ、顧客の声に耳を傾けながら経営戦略を構築してきた。全66店舗の動向をスピーディに解析し、臨機応変に対処する柔軟さとしなやかさを兼ね備えたトップリーダーだ。

 近年は人材教育を強化し、段階的にスキルアップできるOJTやステップアップ研修、フォローアップなどを実践。人を育て、可能性を開花させ、従業員一人ひとりの適性・能力に応じた職場を提供するきめ細やかな人事にも企業の成長性を感じた。

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「albis」は、always・lively・brightly・identity・supermarketの頭文字をとったもの。「常に生き生きと明るく存在感のあるスーパーマーケット」を意味します。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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