アライドテレシスホールディングス(株)[グループ募集]

主に無線製品をリリースする前の検証・テストを実施しています。
新しいファームウェアについて開発部からの修正内容を確認して、それに合わせてテスト計画を立てるところから始めます。計画に問題がなければテストを実施し、問題があれば開発部にフィードバック、再度テストをするという流れです。テスト後は結果をまとめ、リリース基準に達しているかどうか判定会議をします。基準に合格していればリリースに向け、別の部署と連携しながらマニュアル等のドキュメントをまとめ、晴れてリリース可能になります。ここまでを一連の業務として、製品の品質向上に携わっています。

製品のテスト中に不具合を発見したとき、その原因の切り分け作業は大変ですが面白いところでもあると思います。想定と違う動作だった場合、様々なパターンで試験してみて問題を再現させ、何が原因なのか特定する必要があります。その際に機器や機能に関わる情報を集める中でより深い知識がついてきますし、そこからスムーズに問題の切り分けができると達成感もあります。

元々ものづくりに関わる仕事がしたいという気持ちがありました。アライドテレシスは機器メーカーなので設計等の上流の工程からものづくりに携われると思ったことが第一の理由です。またこの会社は開発だけでなく営業や運用のサポート等様々な部署があるので、他の部署との連携や業務に関わったりしながらお客様の要望や運用上の問題など現場の意見が聞くことができます。それは大きな魅力だと思います。

製品の品質を保つためテスト項目は多岐に渡ります。そのため基本機能に関わる単純なテストはスクリプトを作成し自動でできるようにするのが効率的です。そうしたテストの自動化を増やしていきたいと思っていますので、プログラミングや自動化ツールの勉強などもしています。よりよい自動化ツールを作成し製品の品質を上げることが今の目標の一つです。