一般的に会社や組織などでは、高い能力とリーダー的要素併せ持つ人物が求められがちですが、私たちの仕事は、少々要領が悪くても、周りの意見や助言に素直に耳を傾け、自分の意見も言いながら、周りと協力して仕事を進められる人間性や人柄が大切な仕事と言って良いと思います。
認知症などの症状がある入居者さんは、自分の言葉で気持ちを伝えることが難しい大変弱い立場です。だからこそ、私たちはともに働く職員には誠実さを求めます。要領よく、効率的に仕事を進められればそれに越したことはありませんが、それよりも誠実さがの方が大切かもしれません。そして、入居者さんも職員も無理なく、そして楽しく過ごせるよう、自分の関わりを省みることができる。そういう職員であって欲しいと思っています。自分を省みる人は、仮に最初はできないことが多くても、最終的には大きく成長できると感じているので……。
当法人にはこうした考え方に共感し、賛同してくれるたくさんの仲間がいます。入居者さんも職員も、一緒に、楽しく、笑顔で……。福祉の専門知識を持たない方も、私たちの想いに少しでも感じるところがあれば、ぜひ施設見学に来てください。みんなでお待ちしています。
(高齢者総合福祉施設神の園 施設長 齊藤 裕三さん)