(株)世田谷自然食品

就職活動を始めた当初は、自分のアイデアを形にして多くの人に届けたいという思いから、広告代理店を志望していました。しかし、広告代理店は広告を一から作り出せるわけではないと知ってから、自社製品を持つメーカー側の方が自分の目指す仕事に近いと感じるようになったんです。
もちろんメーカーでも最初のアイデアだけを考えて、あとはすべて外注という企業も多いのですが、世田谷自然食品では広告制作を最初から最後まで社員が手掛けているという点に魅力を感じました。これが入社の最大の決め手です。

新人研修が終わると広告を担当する部署に配属され、部内で折り込みチラシやテレビCM制作の研修を受けました。そして11月から新聞広告チームに配置となり、今では自分の裁量で広告制作を進めさせてもらっています。新聞社と代理店の間に入って金額を交渉し、獲得した枠に適した商品を選定し、原稿作成と出稿まで、一連の流れをすべて担当しています。
さらに、広告の反響として商品の売上を分析し、次回の広告に反映させるサイクルを回しています。

「嬉しかったこと」
金額交渉や制作過程で苦労した広告がようやく完成したのを見て、「これが全国の人に見られるのか」という実感と喜びを感じました。さらに、自分の作った広告が大きな結果を残した時は、モチベーションがとても上がりました！

「大変だったこと」
世田谷自然食品は若手の内からどんどんチャレンジさせてくれる会社ですが、新人の自分が交渉する相手は必ずしも新人というわけではありません。金額交渉などをしても、初めは取り合ってもらえないことがありました。しかし、諦めずに相手との信頼関係を築いたり、細かい部分にまで目を凝らして自身の考えや熱意をしっかり伝えました。どうしたら新人の自分の言葉を聞いてくれるか、相手の気持ちになって考えることで道が切り開けました。

学生の時にしかできないことをしたかったので、海外旅行に行っていました。東南アジアを中心にたくさんの国に行きましたが、中でも印象に残っているのが、マレーシアへの一人旅です。英語が得意なわけではないのですが、何とかコミュニケーションをとって最終的には現地のお店の店員さんと仲良くなって、夜ご飯にも連れて行ってもらいました。マレーシアの人達は温かくてとても愉快で楽しい時間を過ごせました。一人旅でしたが意外となんとかなるものだなと改めて旅行が好きなことに気付くことができた大切な経験です！何よりも学生の内にしかできない体験ができたことが人生の宝物です。

「何をやりたいか」を大切にしてください！
自分が扱いたい商材で考えるのではなく、その会社で何ができるかを考えて欲しいです。迷ったら今までの人生でどんな時に楽しさを感じたかを思い出してみてください。
そして、就活を重く考えないで欲しいです。自分の未来のことですから、明るい気持ちで探してみて欲しいなと思います。応援しています！