2020年出荷額は16%減。自動車タイヤの減少響く
日本ゴム工業会によると、2020年のゴム製品出荷額は前年比16.0%減の1兆9,322億円と、2年連続で減少した。主力の自動車用タイヤ生産量が同17.5%減の1億2,129万本と減少したことが響いた。四輪車用では、新車用が同17.0%減、市販用も同9.0%減と、ともに減少した。自動車生産が新型コロナウイルス拡大の影響で減少したことが要因。
ただ、自動車生産は世界的に復活しており、同工業会は21年の内需を新車用が同7.0%増の3,908万本、市販用は同4.0%増の6,498万本と見込んでいる。