ビジネス「新」スタイルの画像

入社後わずか半年で係長に。
ベンチャー企業ならではの成長できる環境

Wizの主な業務は、DX商材を通じて顧客の業務効率化やコスト削減、集客といった経営課題を解決すること。しかし、数ある商材の中から、最適な答えを見つけるのは簡単ではありません。國場さんは入社当時を思い起こしながら、これまでの歩みを振り返りました。
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國場
今でこそ、商材の知識が身につき、複数サービスを掛け合わせた総合的な提案ができるようになりました。ただ、新人だとそれは難しいですよね。なので入社当初は、ある程度型の決まったサービスを感度の高いお客さまに提案することから始めましたね。Wizは営業に力を入れている会社ということもあり、アポイントからアフターサポートまで担当者が責任を持って進行します。新人時代から担当を持つと、知識や経験が自然に身につくんです。
営業経験を重ね、実績を築いた國場さん。とくに変化があったのは「お客さまの形態と自分の役職だった」と言葉を続けます。
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國場
はじめはプレーヤーとして、個人事業主の方や比較的規模の小さな企業を担当しました。そこから昇進や昇格を経験させてもらい、気がつけば入社半年後に係長、1年後には課長、そして今では全国に30名ほどの部下を抱える副部長になりました。役職が上がるにつれて担当するお客さまの形態も変わり、大手の上場企業や地方自治体などの行政機関へと発展していきました。
キャリアアップの秘訣を國場さんに聞くと、謙遜した様子で「努力するのを辞めなかっただけなんです」と話します。
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國場
単純なことかもしれませんが、今も昔も努力し続けている、というのはあるかもしれません。努力と言っても、ただがむしゃらに突き進むのではなく、2つのことを意識しています。まずは、コンフォートゾーンの外に出る。コンフォートゾーンとは、快適でストレスのない心理的な安全領域を指す言葉です。積極的に社外のコミュニティーに参加するなど、刺激を得ることを意識しています。また、上司との期待値のすり合わせも非常に大切です。何をもって上司が自分を評価するのか、できる限り言語化して共通認識を持つ。そうすると、評価の基準が明確になるので、やるべきことがクリアになるんです。
現状に満足せず走り続ける國場さんと、その姿を見逃さず、年齢に関係なく登用を決めたWizの戦略的視点。それらが交差することで、新たなリーダーシップが芽生えています。

新卒採用の5人に1人が役職者。部下の成長を支える上司であるために

実力が証明されれば早い段階で昇進のチャンスが与えられるWiz。実際に、新卒採用の5人に1人が役職者として昇進しており、年齢や性別、社歴は関係ありません。一方で、中にはマネジメント業務に就くことを望まない社員もいるでしょう。上司として、副部長として、社員の人生の選択に関わることには、重い責任が求められます。
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國場
部下の中に「ずっとプレーヤーでいたい」と話す女性がいました。責任者の立場にはなりたくない、と。私としては彼女のパフォーマンスや人のために動ける姿勢を高く評価していたので、昇進してほしいと思っていました。そこで「これまで上司やお客さまに注いできたパワーを部下に転換してみたら、きっと部下たちの人生は幸せなものになる」と話してみました。すると、迷いながらも引き受けてくれたんです。

すると、彼女の持ち前の「人のためになりたい」という力が部下に発揮されて、あっという間に信頼を獲得し、チームの士気が高まり、業績も上がっているんです。ついには「もっと上の役職を目指します」と笑う彼女を見て、上司としてのやりがいを感じました。
しかし、人との関わりに充実感を感じられるようになるまでには苦労もあった、と國場さんは話します。副部長に昇進した当初直面したのは、姿の見えない部下に対するマネジメントの壁でした。
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当時は、福岡の拠点から、沖縄・福岡・大阪エリアを統括していたのですが、遠距離で姿が見えない部下に指示を出し、成果を出すのに苦戦していました。「何とかしたい」と、ふと会社を俯瞰してみると、直接会えなくても育つ部下は育つし、育てられる上司はいることに気がついたんです。そして、その成長の基盤にあるのは、Wizの文化でありパーパスだと。そこから、成果を求める前に自分たちの組織文化を作ろうと考え、部下と一緒に丁寧にすり合わせていきました。
さらに、言葉の解像度について、より具体的に伝える必要性を痛感したそうです。
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國場
これまでは部下に、抽象的な言葉を使ってしまうこともありました。しかし、自分の話した内容が部下にそのまま伝わるわけではないんです。たとえば、「お客さまの意図を確認してほしい」と伝えたら、「なぜ?」を繰り返し深掘りする人もいれば、1ターンで早々に引き上げる人もいますよね。部下の個性を理解したうえで、きちんと伝わる言葉で話すことの重要性を感じました。
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市場価値とは? ベンチャー企業で見つけた確かなこと

國場さんがWizに入社した理由は、「ベンチャー企業で働いて、短期間で成長したい。そして自分の市場価値を高めたい」から。当時の思いは昇華されたのでしょうか。ベンチャー企業の内側から見える世界を聞きました。
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國場
ベンチャー企業の特徴の一つに、スピード感があります。Wizでもそれは顕著で、毎月新しいサービスが次々と登場し、その積み重ねで商材数は300にまで増加しています。こうした会社の環境や文化の中にいると、社員の成長はもはや必然。ほかの会社だと20?30年かけてするような経験を、4年ほどで積んでいるような感覚です。今、自分のキャリアには多くの選択肢があると感じていますが、ベンチャー企業での経験がなかったら、その選択肢はもっと限られていたかもしれません。
学生時代から漠然と思い描いていた、自分の市場価値。その答えも見えてきたそうです。

國場さんが考える市場価値の決まり方

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國場
人材の市場価値は、能力の広さと思考の高さで決まると考えるようになりました。能力の広さとは、どれだけの価値を提供できるか。たとえば英語の能力を測る基準は、能力検査で獲得できる点数だけではなく、英語を使ってどれだけ人の役に立てるかが重要です。

一方、思考の高さとは、役職や年収といった世間からの評価です。つまり、自分がどれだけ多くの責任を負っているか。この思考の高さが上がるほど、視野が広がり、質の高い思考ができるようになるんです。ベンチャー企業で若いうちから大きな裁量を与えられてきたからこそ、自分の中に腹落ちする「市場価値の答え」が見つかりました。
その反面、きついことも多いですけどね、と語る國場さんの顔は誇らしげ。荒波を乗り越え、試行錯誤を繰り返した先にしか見えない景色があるのです。

DXを通じて、日本をより良くアップデートしていきたい

2012年に創業したWizは12期目。人と企業の課題をDXで解決する「ITの総合商社」から、地方創生や事業承継など国の課題を解決する「トータル解決企業」へと、変革期を迎えました。
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國場
Wizの事業は、コロナ禍のようにニーズから始まるケースと、会社のあり方を追求するビジョンを起因とする場合があります。そして今回、「トータル解決企業」という新たなビジョンが定義されたことで、新サービスや多角的な事業の誕生が期待されています。

こうした動きの背景には、Wizのお客さまの変遷があります。この10年以上で、サービスを提供する相手が、個人から企業、そして地域社会へと移り変わりました。鹿児島での事業を皮切りに、今後はこの動きを加速させ、ゆくゆくは日本全体をアップデートしたいと考えているんです。
めまぐるしい変化を続けるWizの今後の展開に、國場さんは胸が高鳴ると話します。
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國場
会社が掲げる「Will」を実現し、日本に影響を与えられるような人材になることが私の目標です。ただ、部下を持つようになって、自分の市場価値を高めたいという考えから、徐々に部下や後輩のためにできることを探す思考に変わってきました。

「何をやるかより誰とやるか」。それは、会社が大切にしている思いでもありますが、私の中にも着実に浸透しています。これからも人に寄り添うことを心がけたいですし、学歴などは関係なく、夢や野望を持つ人と一緒に高みを目指したいと思っています。
時に息切れしそうなスピード感のある環境の中で、会社とともに成長してきた國場さん。プレーヤーとして商材知識を身につけ、マネジャーとして部下の人生に関わり、社会人として、市場価値を追求する。一人で何役もこなす姿には、可能性を探究するベンチャー企業ならではの野心がありました。
まとめ
会社紹介 Wizは設立から12期目を迎えたITメガベンチャー。ITサービスの総合商社として、個人/法人パートナー、マンションDX、HR、M&A、スポーツビジネスなどの幅広い事業領域で300以上の商材を展開している。
仕事内容 福岡支社エンタープライズ事業部の副部長として、DX商材の提案に従事。業務効率化やコスト削減、誘客施策など、企業や行政が抱えるさまざまな課題解決に向けて、最適なDX商材を提案している。
仕事のやりがい 毎月新しいサービスが次々と登場するスピーディーな環境下で、多くの経験を短期間で積み、市場価値を高められること。また副部長として、部下の成長を支え、彼らの成功を目の当たりにすることも大きなやりがい。
今後の目標 会社が掲げる「Will」を実現し、日本に影響を与えられるような人材になること。「何をやるかより誰とやるか」という考えを大切にし、志を持つ人と一緒に高みを目指したい。

(株)Wiz

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