優良法人は2万社近くにのぼる。コンテスト開催で顕彰
具体的な施策として、14年度からは健康に配慮した上場企業を選定する「健康経営銘柄」を実施。16年度からは中小・小規模企業を対象とした「健康経営優良法人」の選定も始めた。選定された企業数は23年度までの累計で、大規模法人部門が3千社、中小規模法人部門が1万6,700社にのぼる。
これに先立つ15年度には、ヘルスケアの課題解決に挑戦している個人・団体の優良事例を顕彰する「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」を開催した。
健康・医療・介護などの課題を解決し、未来を実現する新規事業を開発したビジネスコンテスト部門の受賞企業は再生医療、治療・検査技術、新薬開発などに携わるベンチャー企業やスタートアップが中心で、起業意欲が高い分野といえる。