学生時代から、いずれ家族を持つことを踏まえて就職先を決めようと考えていました。就職活動中にワークライフバランスの優れた会社を探す中で首都高と出会い、生き生きと働く社員の方を見て、ここなら家族との時間も大切にしてもらえると思い入社を決めました。他にも、公共交通機関の料金制度のあり方などを分析する交通経済学を専攻していたことから、世の中に大きな影響力を持つ制度に関われるスケール感に興味を惹かれました。
私が所属するETC利用管理課は、ETCシステムの運用、お客さまへの対応等、ETCに関する業務を主に行っています。基本的に、ETCはご走行から決済までシステムで自動的に行われますが、通信エラーや事故による通行止めなどの際は、人による判断や作業が必要となります。そうした「もしもの時」に、情報を速やかに収集し、素早く正確な判断と作業を行っています。バックヤードとして、いつ何が起きても対応できる備えをすることを心がけています。
2014年に道路6会社で共同発行している「ETCパーソナルカード」の業務システム改修を企画した際、改修内容や費用について6社すべての合意形成を図るのにとても苦労しました。その時に、自分の想いをただ主張するのではなく、相手が求めている内容、さらに最終的な決裁権のある方を想定して話すことの重要性を学びました。将来は、これまで学んだことを活かして、いつか料金制度の検討や策定に関わりたいと考えています。
私の父は仕事が忙しく、一緒過ごせる時間があまり多くありませんでした。ですから、自分が親になった際は、子どもと過ごせる時間をたくさん作ろうと学生時代から考えていました。当社は、育児や介護に理解のある会社です。妻の負担を減らすために育児参加休暇を利用した際、理解のある職場の仲間から温かいサポートを得られたことに、本当にありがたい環境だと痛感しました。今後職場の仲間がそのような状況になった時は、今度は私が出来る限りのフォローをしたいと思います。