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学生時代にカワチ薬品の店舗見学をしたときのことを、今も明確に覚えている。地域の人々の健康を心から願う薬剤師の姿を、目の当たりにしたからだ。あれから15年余り経った今は、調剤エリアサポートとして茨城県内の15店舗を統括し、若き薬剤師たちの未来を力強く牽引している。


2007年入社 薬剤師/調剤エリアサポート 小田木 郷

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薬剤師から管理薬剤師、薬局長、調剤エリアサポートへ。
15年の道のりで築いてきた私のキャリア。

学生時代、カワチ薬品の会社説明会に参加し、店舗を見学したときのことです。先輩社員がドラッグストア内のOTC医薬品売り場に加えて、併設の調剤店も案内してくれました。「調剤店には治療中の患者様がいらっしゃるので、BGMの音量を落としているんですよ」との説明を聞いて、大きな衝撃を受けました。カワチ薬品があらゆるお客様のために細かな配慮をしていることを知ったからです。

カワチ薬品が展開するドラッグストアはどの店舗も大きくゆとりがあり、清潔感に満ちていて、品揃えも豊富です。関東圏内を中心に多数の店舗を展開しており、企業としての成長力の高さもありました。何よりも、「OTC医薬品と医療用医薬品の両方を経験したい」という希望をもっていた私にとって、カワチ薬品には理想的な環境がありました。他社も検討しましたが、説明会と店舗見学でカワチ薬品らしさや会社としての強みを感じた私は、迷うことなく入社を決めました。

入社は2007年ですから、カワチ薬品で15年以上キャリアを積んできたことになります。2店舗目にあたる田尻調剤時代、管理薬剤師に抜擢。その後、新店の立ち上げを経験し、吉沢町調剤に異動後、薬局長に就任しました。薬局長になると、所属エリアの数店舗の運営サポートも担うようになります。私は4店舗ほど担当し、担当店舗に勤務する社員の相談に応じながら、店舗運営が円滑に進むよう支援していきました。

現在は調剤エリアサポートとして、より多くの店舗を統括する立場になりました。茨城県内の15店舗を任されており、引き続き吉沢町調剤に勤務しながら、定期的に店舗を巡回して、店舗のフォローを行っています。

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複数の店舗を統括する調剤エリアサポートとして、
現場の相談に応じ、改善案を提案・実施する。

「カワチ薬品の薬剤師」として、また店舗を統括する「調剤エリアサポート」として、大切にしていることがあります。薬剤師として大切にしているのは、「患者様の薬物治療に貢献したい。少しでも治療の効果が出るようサポートしたい」という想いを持ち続けることです。

「たとえ渡す薬が同じでも、渡す薬剤師が違うと服薬の効果が異なる」——これは私自身が薬剤師として働きながら、感じてきたことです。たとえば患者様の生活環境や生活習慣、治療に対する意欲など、一つひとつを丁寧に汲み取りながら適切な服薬指導をすることで、患者様が前向きに薬物治療に取り組んでくれるようになります。田尻調剤店に勤務していた頃、ある患者様が「薬について詳しく教えてもらいたい時は、必ずここに来るんだよ」とおっしゃってくださり、常々感じていてた「想い」が確信に変わりました。カワチ薬品には、お電話での問い合わせも多いのですが、そのような時も患者様のお話をよくお聞きして、わかりやすく説明するよう心がけています。

調剤エリアサポートとして心がけているのは、現場の社員の声にしっかり耳を傾けること。新しいことに取り組む際、店舗によっては「うちの店では難しい」と及び腰になってしまうこともありますが、そんな時こそ各店舗の意見をしっかり聞いた上で、私自身も協力しながら支援を行っています。後発医薬品調剤体制加算が改定された際も、すべての医薬品を後発に変えるよう指導するのではなく、薬局長と相談しながら、「この薬から始めましょう」と無理のない範囲で進めていきました。改めて患者様にアナウンスをしていったところ、後発医薬品への使用変更を選んでくださる方が増え、結果として加算の算定をつけることができました。

このように、店舗に提案した実施策の効果が出たとき、調剤エリアサポートとして大きなやりがいを感じます。もちろん、私たちカワチ薬品にとって、地域の皆様の健康が何よりの幸せです。まずは患者様のことを一番に考えた上で新しい取り組みを進めることが、何よりも大切であると実感しています。

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薬のプロとして、地域に貢献できる薬剤師を育成する。
これから先、調剤エリアサポートとして注力していきたいこと。

カワチ薬品は、「最も身近なヘルスケアセンター」であることを目指しており、薬剤師は医療と健康の側面から地域の皆様をサポートしています。そのため、「処方せんを応需してお薬をお渡しする」ことに加えて、広く健康に関する相談に応じ、OTC医薬品も含めて総合的な視点からアドバイスを行うスキルも求められます。

たとえば、処方せんを持ってこられた患者様が、「実はこの病気のことではないんだけれど……」と普段の生活に関する相談をくださることもよくあります。このような時、私たちカワチ薬品の薬剤師はすぐにカウンターの外に出ます。カワチ薬品が運営するドラッグストアは、調剤店のすぐ隣にOTC医薬品売り場があります。そのため、患者様に移動のご負担を感じさせることなく、売り場までご案内することができます。OTC医薬品以外にも、健康食品や栄養剤など、当社は幅広い商品を取り揃えています。お客様のお話を聞きながら、必要に応じてこれら商品のご提案を行っています。

今は調剤エリアサポートとして、担当店舗との関係づくりに力を入れています。各店のスタッフが悩みや不安を抱えた時、気兼ねなく相談してもらえるような存在になれたらと願っています。そして、薬のプロとして地域に貢献していくことのできる薬剤師を一人でも多く育成していきたいですね。

今、就職活動に取り組んでいる薬学生の皆さんには、ぜひ一度、カワチ薬品が運営する店舗を見学してほしいですね。きっと、たくさんの気づきや発見があるでしょう。私も学生時代、店舗見学を通じて「カワチ薬品らしさ」を知り、入社を志望するようになりました。学生の皆さんとお会いできる日が来ることを心から楽しみにしています。

COLUMN

「社員の成長が会社の成長である」――カワチ薬品では、この考えに基づき人材教育の充実化を進めてきました。「入社前・入社直後研修」を皮切りに、配属先で先輩社員が新入社員を指導する「OJT教育」、専門家の育成を目的とした「専門研修」など、多彩な教育プログラムを用意しています。単に必要な知識を詰め込むのではなく、生活者の視点に立ち、社会の動向なども踏まえて、生きた情報を学んでいくのがカワチ薬品の教育・研修スタイル。そのため、研修で学んだ知識を、すぐに現場で生かすことが可能です。研修で学び、現場で生かす。このサイクルにより、すべての社員一が着実にスキルアップを遂げています。そして、「自らの知識や提案力を生かして、地域の生活者医療に貢献する」というかけがえのない喜びを得ているのです。

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薬剤師 郡司 彩子n1.png

薬剤師 松本 佳子n1.png

薬剤師 小田木 郷n2_on.png

店長 大泉 雄也n6.png

管理栄養士  山倉 あつみn7_on.png

美容部員 下川 紘子n2_on.png

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