MESSAGE
社長メッセージ
“先駆者”としての信念を胸に
さらなる変化を仕掛けていきたい
スミダ電機株式会社 代表取締役社長竹島 広松

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社長メッセージ
スミダ電機株式会社 代表取締役社長竹島 広松
スミダ電機株式会社 代表取締役社長竹島 広松
1991年、スミダ電機に入社。入社後は営業担当として大阪・名古屋エリアの販路拡大に奔走。1995年4月からシンガポール拠点へ赴任し、ASEAN全体を統括するマネージャーに抜擢される。帰国後は西日本の営業統括やアジアにおけるマーケティング・セールスの統括兼日本・シンガポール・韓国の営業責任者等を経て、2019年4月からスミダ電機日本法人の代表取締役社長に就任。学生時代はバスケ部に所属しており、現在でも週1〜2回のジム通いを欠かさない。休日は夫婦で寺社仏閣を巡り、御朱印を集めるのが密かな趣味。
当社の一番の強みは、何と言っても「先駆者たれ」という揺るぎない信念。標準品ではなくカスタム品の研究・開発を避けて通らず、未知のものづくりに正面からぶつかり、チャレンジし続けてきました。そのアグレッシブさや技術力が市場やお客様から評価され、以前はテレビやオーディオといったコンシューマ製品に使われる部品の売上が主体だった当社は現在、約7割を自動車の車載向け部品が占める企業へと変化しました。
幸いにも、自動車産業は数年前から好況が続いています。特に、世界においてはまだまだ広大なマーケットが広がっている状態。その要因となっているのが、自動車産業の潮流が「電気自動車」の開発・製造にシフトしていること。当社が開発・製造している「コイル」は、電気自動車にとって必要不可欠な部品であり、その需要は世界的にクローズアップされています。さらに、自動車における電子部品の搭載率が上がり、電装化・高機能化が進んでいることも追い風となっているのです。
もう一つの強みが、「グローバル進出」。1970年代に台湾・香港に海外初進出。1980年代には中国広東省に工場進出。その後もシンガポール、タイ、ベトナムでも拠点設立。欧州ではドイツ企業、北米ではアメリカの企業を買収。ルーマニアやスロベニア、メキシコでも生産を展開。このように、地域に密着しながら開発・製造を行なってきたことで、世界の各地域のニーズに柔軟に対応できるものづくりを実現しています。
現在、スミダ電機は「売上1,000億企業」になり、今後さらに順調に売上・利益を伸ばしていくために、どういった事業拡大をしていくべきか。それが、私に与えられている課題です。
今後の展開を見据えた上で、新卒入社の社員は非常に重要な役割を担っています。新卒に期待するのは、ベンチャーカンパニーの社長のようなチャレンジ精神と探究心。今後世の中には何が必要なのか、その上でどんな製品が求められるのかを考え、「こういうものを作ってみたい」という発想をどんどん提案・実現してほしい。
当社には社歴や経験に関係なく、やる気があればなんでも経験させる社風が根付いていますから、失敗を恐れず「やりたい」という気持ちを大切にしてください。
これからも組織の強みと社風を大切にしながら、主体的に「NEXT」を生み出せる人材を育める会社でありたい。そう思っています。
企業理念
我々のビジョンは、時代を超越した企業として、
我々の想像力に富んだアイディアを実現し、
世の中にパワーと勇気を与えるための
ソリューションを提供する
業界のリーダーとなることです。
スミダ・バリューは、長年に亘り様々な議論を通じて生み出され、固められてきたものであり、
スミダのメンバーの中に根付いている価値観の頂点に立つものです。
これらのバリューは、従業員や国籍や人種的背景に関係なく、
共通の理念に従って自らの意思で自らの行動を律する、いわゆるセルフガバナンスを推進する機能があります。
スミダアカデミーを通して、これらのバリューを繰り返し認識させることにより、
我々が毎日働く上での倫理的価値観となり、これらの価値観に従って行動するようになります。