食品業界は出荷額ベースで。全製造業で第2位を占めるスケールの大きな舞台だ。誰もがすぐに思い浮かべるのは食品メーカーだが、実は食品ほど裾野が広い業界はない。消費者という名の大海へ「安全とおいしさ」を届けるまで、食のサイクルのすべてに様々な「食の担い手」の存在がある。主原料を生産する農業・水産業・畜産業や、飼料・素材メーカーなどの川の上流から、調味料・食材加工・最終製品のメーカーなど、消費者に近い下流まで。ゴールは同じでも、川上と川下では求められる役割や開発・営業体制は大きく変わり、仕事の成果や醍醐味も違ってくる。それは多岐にわたる選択肢から、自分にふさわしい仕事シーンや挑戦したいテーマを選ぶことができる、ということを意味している。







