オンライン完結型 企画アイデアコンテスト 全国どこからでも気軽に参加可能!課題解決プロジェクト

Q 入選チーム発表!

テーマ提供企業:
オムロン株式会社

「オムロンのコア技術を用いて、社会的課題の解決に向けて取り組むべきことを提案してください

オムロンでは「企業は社会の公器」であるという考えに基づき、事業を通じてよりよい社会づくりに貢献することを使命とし、その実現に向け、企業理念を軸にした経営を実践しています。社会的課題の解決を目指すオムロンは“ Sensing & Control +Think ”技術をコア技術と定め、日々技術の進化に取り組んでいます。これらのコア技術を用いて、社会的課題の解決に向け取り組むべきことをぜひ考えてみてください。

上位5チームの発表&
企画書紹介

1位
【1位】
チーム名:DogM 
所属大学:東洋英和女学院大学

評価コメント

介護問題に対する解決案はいくつかあげられますが、感情理解という切り口から打ち手を提案するという発想力が素晴らしいと感じました。また、倫理的問題にまで切り込んでいる点もとても感心させられました。実際に介護現場での聞き取りを実施するなどチャレンジングに取り組んでいただき、ありがとうございました。

2位

【2位】
チーム名:変えたい。 
所属大学:早稲田大学

評価コメント

課題起点のテーマが多い中、”叶えたい世界観”から現状を分析し、アイデアを提案している点から、実現への強い意思を感じられました。また、既存サービスとの比較や実運用についても具体的に検討できている点も素晴らしいです。避けられないAIとの共存について、幼少期からアプローチをすることで今後の社会で生き抜くことのできる人財育成の打ち手になっており、労働生産性の向上にも繋がると思います。

3位
【3位】
チーム名:ジュウジュウ 
所属大学:明星大学

評価コメント

オムロンの取り組み事例やコア技術から何の課題を解決できるかを逆説的に考えている点が素晴らしいです。あたりまえにある電柱に着目し、そのあたりまえを変えるチャレンジングなビジネスモデルの提案にワクワクさせていただきました。また、無電柱化にも触れており、多面的に打ち手を考えることができている点も素晴らしいです。

4位
【4位】
チーム名:ぬぬはいゆ 
所属大学:北海道大学

評価コメント

医療領域でのデータ活用の現状を正しく捉えた上で、それを解決するアプローチになっている点、利用料という形でビジネス視点で考えることができている点が非常に素晴らしいです。リスクも考え抜かれており、現実的な事業として自走できる状態でした。この大規模なデータハブをオムロン内でどのように整備し所有するのかがより重要になるので、その点までぜひ深堀してみていただきたいです。

5位
【5位】
チーム名:よりそう 
所属大学:中央大学

評価コメント

誰しもが抱えるストレスにフォーカスした課題設定であり、それを課題ととらえた想いや解決時の効果がよく伝わる内容になっています。BtoBとしてサービスを広げていくという観点も明記されていて、他のテーマにはない視点でした。実用化に向けてはコストや売り上げの点でリスクがあるので、商品化に向けての具体的な記載があるとより良かったと思います。

佳作チームの発表

※下記の表示順は、チーム名の五十音順・アルファベット順です。評価の上下は関係ありません。

亜細亜03(亜細亜大学) / 穏やかチョコレート(昭和女子大学) / オムロング(東京経済大学) / サーターアンダギー(沖縄国際大学) / し(東北大学) / 地元関東(東北大学) / チームお薬マン(北海学園大学) / チーム友達(横浜市立大学) / つむもぎ(中央大学) / つるつるはみがき(東京都立大学) / ぷーちゃん(東京理科大学) / ぽかぽかクーちゃん(成城大学) / 水色ストライプの出逢い(武蔵野大学) / ミルキィローズ(愛知学院大学) / NEXT Edison(共立女子大学)

おわりに

このたびは、たくさんのご応募、そして素晴らしい企画のご提案をありがとうございました。チャレンジングな提案が多く、審査する側もワクワクしながら審査をさせていただきました。

得点分布については、全企画書の中央値は17点。21点以上の得点チームは全チームの20%を占め、続いて20-18点のチームが全体の20%、17-15点のチームが全体の20%、14-12点のチームが全体の20%、それ以下が20%、という結果になりました。ぜひ自分のチームが全チームの中でどの位置にいるのかの基準にしてみてください。

アイデアとしては、健康管理(ウェアラブルデバイス、アプリ)、交通関係(電車や道路の混雑回避、交通事故防止、自動改札)、介護支援(介護ロボット、車椅子)、医療支援(医療ロボット)、再生可能エネルギーなど、多岐にわたる分野の提案をいただきました。

今回のテーマは、「オムロンのコア技術を用いて、社会的課題の解決に向けて取り組むべきことを提案してください」でした。審査観点の「オムロンユニークさ」については、オムロンが取り組む必要性や重要性を言語化するのが難しいと感じたチームも多かったかもしれません。

社会課題というのは、多種多様で、かつ時代によって変わるものです。身近な社会問題について考えたチームもあれば、将来の人生に対する不安や、ニュースで見かけるような社会課題をテーマにしているチームもあったでしょう。自分たちが注目した社会課題について、どれだけ本気で考えられたかが今回の課題解決のポイントだったと思います。そして、その課題に対して、オムロンならどう解決できるのか、「センシング&コントロール+Think」を活用した解決策を探っていくことで、おのずと「オムロンユニークさ」が見えてくるのではないかと思います。

今回、みなさんにはたくさんの社会課題について考えていただきました。調べていく中で、世の中には本当に多くの解決しなければならない課題が存在することに気づかれたことでしょう。それぞれの課題には、多くの人々の思いや生活が関わっており、その解決には想像力と創造力が必要です。

課題解決とは、一見すると困難で大変な作業かもしれませんが、その過程には多くの学びと喜びが詰まっています。新しいアイデアが生まれ、それが形になり、誰かの笑顔や幸せにつながる瞬間は、本当に素晴らしいものです。みなさんが提案されたアイデアには、社会をより良くしようという熱意と情熱が感じられ、私たち審査員もその思いに心を打たれました。

課題解決は、ただの作業ではなく、未来を創る力です。この経験を通じて、課題解決の楽しさや達成感を味わい、将来の仕事やキャリアを考えるきっかけにしていただけたら嬉しいです。

今回のテーマを通して、学びや成長があれば、審査員一同うれしい限りです。ぜひまた次回以降の課題解決プロジェクトにチャレンジしていただけると嬉しいです。みなさんからの応募をお待ちしております。
(企画書は課題解決プロジェクト事務局にて一部編集・加工させていただきました。ご了承下さい。)

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