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Q 入選チーム発表!

テーマ提供企業:
野村證券株式会社

サステナブルな社会の実現に向けて、社会全体の金融リテラシー向上のために野村證券が取り組むべき新しいプロジェクトや仕組みを提案せよ

成年年齢の引き下げや人生100年時代の到来を背景として、金融経済教育の必要性が増してきています。金融リテラシーの向上は、人々の資産形成や生活水準に寄与し、健全な資本市場や適切な資金循環に繋がると考えています。当社は1990年代から小学生から大人まで幅広い世代に金融経済教育を提供してきました。今回はみなさんなりの視点で、よりよい社会になるためにまだ当社が提供出来ていないプロジェクトや仕組みを考えてみてください。

上位5チームの発表&
企画書紹介

1位
【1位】
チーム名:Twisted Builders 
所属大学:横浜市立大学

評価コメント

分析段階で実際にアンケート調査を実施しているため、高い解像度を持った状態で打ち手を考えられており、説得力があります。また投資のリスクにとどまらず、有利子負債にも焦点を当て、独自性を持ちながら包括的な金融リテラシーの向上に貢献する施策となっています。キャッシュフローシュミレーションや、ペルソナ分析もしっかりしているため実現可能性も感じることができました。総じて素晴らしいと思います。

2位

【2位】
チーム名:ちゃわん虫 
所属大学:名古屋外国語大学

評価コメント

大変興味深く資料を拝見しました。とてもわくわくする提案でした。「若者向けのIR」これが実現できれば本当に日本中でムーブメントが起こりそうだと率直に感じました。若者にとっても、企業にとっても、社会にとってもメリットの大きいアイディアだと思います。チャットやライブを使った対話など細かい仕様もシンプルながらも斬新ですばらしいと思います。

3位
【3位】
チーム名:チームLIKE 
所属大学:慶應義塾大学

評価コメント

数多くの参考文献をもとに、しっかりとした現状分析ができていました。結果として打ち手につながるまでのストーリーは説得力があり大変分かりやすかったです。また、当社をよく研究された上での独自性のある提案であり、実現可能性も高く感じました。資料も文字の分量が適切で伝わりやすいものでした。大変良かったと思います。

4位
【4位】
チーム名:フグ田おむバーグ  
所属大学:アメリカ創価大学

評価コメント

全体を通じてポイントが整理がしっかりされており大変分かりやすかったです。例えば、既存プログラムについては評価軸を設定しそれぞれを分析しており大変説得力がありました。スケジュールやコスト面について言及された点も実現可能性を高く感じさせるものでした。

5位
【5位】
チーム名:New Zer0 
所属大学:東京理科大学

評価コメント

顧客分析にて、株式へのニーズを確かめるために、実際にアンケートを取られている点は大変評価できるポイントだと思います。その上での提案だっため大変説得力がありました。どのような内容なのかという点まで詰めることができればさらに良かったと思います。

佳作チームの発表

※下記の表示順は、チーム名の五十音順・アルファベット順です。評価の上下は関係ありません。

アップルパイ(立教大学) / ごま団子(京都芸術大学) / 成城金融底上げ委員会(成城大学) / チームおにく(東京経済大学) / チームめりはり(中央大学) / トモダチ(東京理科大学) / 花色木綿(京都芸術大学) / パンより米派(東洋大学) / ほうじ茶ラテ(横浜国立大学) / やさしいコーヒー(東京都立大学) / HASHI(宮城大学) / highmoon(創価大学) / Motion(静岡大学) / SDGs君(千葉商科大学) / TeamSTU(東洋大学)

おわりに

このたびは、たくさんのご応募、そして素晴らしい企画のご提案をありがとうございました。ユニークかつしっかりと作り込まれた提案が多く、感心しながら審査をさせていただきました。

得点分布については、全企画書の中央値は21点。29点以上の得点チームは全チームの20%を占め、続いて28-23点のチームが全体の20%、22-18点のチームが全体の20%、17-15点のチームが全体の20%、それ以下が20%、という結果になりました。ぜひ自分のチームが全チームの中でどの位置にいるのかの基準にしてみてください。

アイデアとしては、アプリ開発(金融・投資教育、投資シミュレーション、収支管理)、ゲーム開発(ボードゲーム、シミュレーションゲームなど)、ワークショップイベント、SNSの活用など、Z世代ならではの提案を多くいただきました。

今回、「サステナブルな社会の実現に向けて、社会全体の金融リテラシー向上のために野村證券が取り組むべき新しいプロジェクトや仕組みを提案してください」というテーマで考えていただきましたが、今回の課題を通じて「社会との繋がり」を感じられたでしょうか。

審査項目の中でも、「テーマ分析度」は特に重要視しました。なぜなら、効果的な課題解決には、現状を正確に把握し、深く理解することが不可欠だからです。野村證券が大切にしている「顧客第一の精神」や「先取りの精神」は、常にお客様のニーズを先取りし、適切なサービスを提供するための基盤となっています。社会情勢の変化に伴い、お客様のニーズも絶えず変化しています。テーマ分析を通じて現状を正しく把握し、課題を的確に捉えることが、創造的で革新的な解決策を見つけるための第一歩となります。

お金について考えることは、単なる財務管理や投資の知識を得るだけではありません。それは、「自分がどんな人生を過ごしたいのか」という問いに対する答えを見つける旅のようなものです。皆さんには、金融リテラシーがただの知識の習得に留まらず、自分自身の人生をデザインし、未来のビジョンを描くための大切な道具であることを心から理解してほしいと思います。お金の使い方や管理は、皆さんの夢や目標、そして幸せに直結するものです。お金に対する理解を深めることで、自分の未来がより明確に、そして輝かしいものになるでしょう。

今回の経験が皆さんの将来の仕事やキャリアを考える一助となり、将来に対する考え方が少しでも変わったのであれば嬉しい限りです。次回以降の課題解決プロジェクトにも、ぜひ挑戦していただけると嬉しいです。みなさんからの応募をお待ちしております。
(企画書は課題解決プロジェクト事務局にて一部編集・加工させていただきました。ご了承下さい。)

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