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Q 入選チーム発表!

テーマ提供企業:
日清製粉グループ

世の中に「健康で豊かな生活を届ける」ために、日清製粉グループが持つリソースを活かした新しいソリューション・商品やサービスを提案してください。

小麦粉から始まるものづくり。私たちは「なくてはならないもの」をつくっています。製粉事業から始まり、今はパスタから健康食品、 診断薬原料、 ソーラーパネルまで、その領域は多岐にわたっています。どうして「なくてはならないもの」をつくっているか?それは企業理念でもある世の中に【健康で豊かな生活づくりに貢献する】ためです。時代ごとに変わる 「なくてはならないもの」を探し、あらゆる人の手に届くようにする。そのために当社が新しくできること・するべきことは何でしょう?皆さんの視点で世の中に健康で豊かな生活を届けるため当社が持つリソースを活かした新しいソリューション・商品やサービスを提案してください。

上位5チームの発表&
企画書紹介

1位
【1位】
チーム名:Enable 
所属大学:愛知大学

評価コメント

テーマを「逆の視点」で考えられており、「なぜ災害食なのか」という導入に説得力がありました。また、多角的な視点で分析されており、提案内容も当社の技術力を生かした具体的なもので、競合優位性を発揮できるものでした。スライドにある通り、現実的には「手に取りづらい」というハードルもあると思いますので、その課題に対してのアプローチも深堀していただくと、より実現可能性の高い提案になると思います。

2位

【2位】
チーム名:PM Lab 
所属大学:東京都市大学

評価コメント

ビジネスモデルキャンパスをベースにした資料構成や展開が秀逸で、各種分析から導出した提案に説得力を感じました。AIを活用したパーソナルミールキットの製造販売ということで、既存市場における差別化戦略の提案でしたが、当社グループの事業やリソース、アセットを掛け合わせるなど、よく調べていただきました。リピート率や利益率を向上させるための着想があれば、より良かったと思います。

3位
【3位】
チーム名:クスノキ 
所属大学:奈良学園大学

評価コメント

『国内産野菜100%使用、野菜本来の色と栄養をそのままに、超微粒子に仕上げた「ベジファ」』に注目いただきありがとうございます。日本人の食生活に当社グループの商品がどのように貢献できるかがわかりやすかったです。当社のリソースを意識していただいたことで、実現可能性も高いと感じました。食生活で不足しがちな栄養素とその栄養素が含まれている野菜を具体化したり、商品の使い方の具体例を示していただくとより説得力が増したかと思います。

4位
【4位】
チーム名:さんぽ組 
所属大学:武蔵野大学

評価コメント

環境、健康という社会課題について具体的なデータを提示いただきつつ、昆虫食が当社の強みである粉体加工技術を生かせること、加工食品事業・健康食品事業において商品化できるという流れがわかりやすく、また当社が取り組むということについて納得性がありました。さらに昆虫食のメリットだけではなく、難しさ・突破すべき課題についても触れられていることで、多角的な視点でご検討いただいたと感じました。

5位
【5位】
チーム名:ぷーさん 
所属大学:東京都市大学

評価コメント

分析のフレームワークを活用して当社グループとキャンプを結び付けた発想や、小麦の外皮や廃棄物に着目した点が非常にユニークで楽しく拝見させていただきました。世の中には類似商品もございますので、お客様が既存の商品ではなく、どのような動機で提案いただいた商品を購入されるのか(お客様にご提供できる価値)について具体的な記載があるとより良かったと思います。

佳作チームの発表

※下記の表示順は、チーム名の五十音順・アルファベット順です。評価の上下は関係ありません。

エイト(千葉経済大学) / おこのみやき(奈良学園大学) / 金賞粘土(クレイ)(中央大学) / グループ3(日本女子大学) / 経(新潟経営大学) / 小麦っ子(愛知学院大学) / 粉チーム(東京経済大学) / ザ・ラーメン・ジェネレーション(國學院大學) / チョコパイ(近畿大学) / ちょこれーと(成城大学) / ばなな(日本大学) / ぶどう(千葉経済大学) / みかりんベビー☆(名古屋外国語大学) / みりん(広島文教大学) / AAA(國學院大學) / MFS(中央大学)

おわりに

このたびは、たくさんのご応募、そして素晴らしい企画のご提案をありがとうございました。難しい部分もあったと思いますが、ただのアイデア出しに留まらず、調査・分析を深くしていただいたことが伺える提案が多く、皆さんの熱意を感じながら審査させていただきました。

得点分布については、全企画書の中央値は19点。27点以上のチームは全体の20%を占め、続いて26~21点のチームが全体の20%、20点~16点のチームが全体の20%、15点~12点のチームが全体の20%、それ以下が20%、という結果となりました。 ぜひ自分のチームが全チームの中でどの位置にいるのかの基準にしてみてください。

アイデアとしては、健康食品の開発、宅食サービス、アレルギーへの対応、アプリの開発など、多岐にわたる分野の提案をいただきました。特に、AIを活用したサービスやサブスクリプションの提案が多く見られ、学生の皆さんが考える今後のサービスの特徴として、非常に興味深いものでした。

今回は「日清製粉グループが持つリソースを活かして、世の中に健康で豊かな生活を届けるための新しいソリューション・商品やサービスを提案してください」というテーマでしたが、皆さんはどのようにこのテーマを捉えたでしょうか。

「健康で豊かな生活」の対象は誰なのか、なぜその分野に課題を感じるのか、本当にそこに課題はあるのか、「日清製粉グループが持つリソース」はどのように対象の「健康で豊かな生活」につながるのか、など、考えるポイントが複数あり、チームによっては議論が分かれた部分もあるかもしれません。そうした細かい論点をチームの議論に参加していない人にも理解できるように企画書に落とし込むことができると、より伝わりやすい提案につながると思います。

実際の社会でも大きな課題に対して、絶対的な正解があることは多くありません。今回皆さんにしていただいたように、調査・分析をした上で、議論を重ね1つの方向性を導く経験を是非今後に活かしていただければ幸いです。

また今回のテーマではエンジニアリング事業やメッシュクロス事業を掛け合わせた提案も数多く見られました。日清製粉グループを調べていく中で、グループとして行っている事業の幅広さ・奥深さを感じた方も多かったと思います。企業が行っている活動は皆さんのイメージとは違うこともありますし、今後新たな事業がうまれることもあります。これからの日清製粉グループにも是非注目を続けてください。

今回のテーマを通して、学びや成長があれば、審査員一同嬉しい限りです。ぜひ次回以降の課題解決プロジェクトにもチャレンジしてください。皆さんからの応募をお待ちしております。
(企画書は課題解決プロジェクト事務局にて一部編集・加工させていただきました。また、企画書内の情報は学生からの提案に基づいており、テーマ提供企業の実態に即していない場合もございます。ご了承下さい。)

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