(株)ダイショク

高齢者施設や障碍者施設の給食献立作成をしています。実際に、施設へ行って給食会議や打ち合わせを行い、施設栄養士と献立について話し合いながら献立を決定していきます。利用者様の嚥下状態には個人差があるので、常食だけでなく粥食や刻み食など様々な食形態への展開も行っていきます。

栄養士として一日の献立は栄養価が一番気になるところですが、それより大切なのは、利用者様に美味しい！食べることが楽しい！と思ってもらうことだと気づきました。悩んで苦労して立てた献立の給食を実際に食べて美味しい！ごちそうさま！と声をかけて下さったときは、本当に嬉しかったです。

生まれも育ちも奈良の私にとって奈良の会社というのは絶対条件の一つでした。周りの友達が大阪や京都の会社に就職していく中、地元に残ることは正直焦りがあった時期もありました。ですが今は、地元ならではの上司や先輩と距離が近く、何でもすぐに相談できるこの会社が自分には合っているし、この会社で良かったと思っています。

献立ソフトを使って献立を作成しています。施設様との打ち合わせや給食会議の他にも、実際に厨房に入り下処理や盛付、おやつ作りをしています。頭でイメージして献立を立ていますが、実際に作ってみますと異なる場合もあります。また、食材の特徴を知ることもできるので現場で学ぶことは本当に多いです。

利用者様の意見に耳を傾けられる栄養士でありたいと思っています。人間にとって食べるということは生命維持に最も重要なことの一つです。それに繋がる利用者様の食べたい！美味しい！という気持ちを大切にしこれからも頑張りたいと思います。