(株)小山本家酒造（世界鷹小山家グループ）

年間1,000万本（1.8L換算）以上のお酒の味を決定している部署です。具体的には、自製酒で醪から製成された清酒（原酒）を濾過 ・火入（加熱）殺菌して、タンクへ貯蔵します。タンクに貯蔵したお酒は貯蔵期間や外気温の変化などにより、熟成が進み、味に深みが出てきます。人に個性があるように、お酒にも個性があります。その為、1本のタンクから単独で製品を仕上げるのではなく、複数のタンクからお酒を集め調合することによって一定の品質を維持し、製品として仕上げるところにやりがいを感じます。
当初、お酒の調合をして味を決めるということにプレッシャーもありましたが、前任者に調合した
サンプルを見て頂き、問題なく製品が出荷された時は安心と共に達成感がありました。

入社2年目から製品責任者になり、自分より年齢も経験もある先輩方に対して作業の指示を出すと言うことに、抵抗を感じました。その際、相手に対しての話し方や聴き方、話すタイミングなどで作業の進捗や作業者のモチベーションが大きく変わることに気付くことができました。
指示を出す際、相手の作業状況などに応じて話すタイミングを図ったりしていました。
他にも立ち話などで１対1で話す機会を作ったり、月に１回作業者で集まって意見交換をしたり、
自分の考えを伝えるだけでなく、できるだけ相手の考えを話してもらえるような環境を
作れるように心掛けています。

職場の環境はとても和やかで楽しいです。20代前半の方もいれば、60代後半の方もいますが、年齢に関係なく誰とでも話せる雰囲気なのでとても働きやすい環境だと思います。

現状のお酒の管理方法や濾過方法等を見直し、口コミでより多くの方に飲んで頂けるような品質の清酒を作っていきたいです。また、出荷ランキングでは現在第4位ですが、上位3社と肩を並べられる様な商品をお客様にご提供していきたいと思っています。

色々な職場を見ることのできる良い機会だと思いますので、できるだけ職場訪問すると良いと思います。