(株)日立産機システム

インバータの設計・開発をする部署に所属しています。この部署には汎用品のインバータを開発するグループと顧客専用のインバータを開発するグループがあり、私は後者で設計業務を担当しています。
汎用品の開発は製品を一から開発し、量産化し、カタログに載る我が社の看板商品を作り上げる仕事です。専用品の開発はお客様のニーズに合わせて汎用品のインバータを専用品に改造するという仕事です。

汎用品のインバータを開発するグループは主に開発を担当するメンバと、量産化を担当するメンバに分かれていますが、私が所属する専用品開発グループは製品の受注～設計～製品化(量産化)～出荷まで、製品に関わる一連の業務に携われるので製品を出荷する度に製品を作りあげたという達成感を感じられます。
また、社内はもちろんのことお客様と接する機会も多く、様々な人たちと一緒に仕事ができるのも魅力の一つです。

実は、とある航空会社の整備士になるのが高専2年生からの夢でした。
その会社側の事情で就職試験を受けることすらできずに夢が絶たれてしまったのですが、そこで教授に勧められたのが日立ジョブマッチングでした。
目標を失ったばかりの状態でどう就職活動に臨めばいいのか悩んでいたのですが、仕事はしたかったのでとにかく受けてみようと、まだ機械系の募集を出していた2社を受け内定を頂きました。
2社のうち弊社に決めた理由は面接の際に「君と一緒に仕事がしたい」と言って貰えたからです。「え、そんなこと言って貰えるの？」という驚きと、そう言ってもらえたことへの喜びから、この会社で仕事がしたいと思い決めました。

就職活動って色々悩みますよね。とりあえず就職したいから就活しているという方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。私自身も本来の目標とは全く異なる業種の会社を受け、希望していない職種に就いて仕事をしています。ただ後悔はしていません。右も左もわからない状態で今の仕事を覚え、好きになって、時には嫌になりながらも今は毎日楽しく仕事に打ち込んでいます。
就職後にその会社で仕事を続けられるかどうかは会社の環境に自分が合うかどうかもありますが、プライベートな事情も関係すると思います。人生は長いです。今皆さんがしている就職活動はゴールではありません。この先人生のイベントが沢山あって、事情によっては転職を考えることもあると思います。まずは今の就職というイベントを後悔なく終えられるよう沢山調べて、気になった会社を受けてみてください。
一つアドバイスをすると「福利厚生」も仕事を続けながら人生のイベントを乗り越えるために重要な要素です。是非比較してみてください。
沢山調べて頂いた上で、弊社を選んで頂けたら嬉しいです。お待ちしています。