(株)島忠【ホームズ／HOME'S】

日用品部門は、日常生活を送る中でキッチンやトイレなど利用頻度の高い場面で私たちの生活に欠かせない商品を多く取り扱う部門になります。そのため、店舗では一番お客様の目につく場所に売り場があり、利用されるお客様も非常に多い部門です。また、日用品部門では月毎の企画が多いため、その店舗を利用される客層や売り場の状況を確認しながら企画を行うか判断して発注、立ち上げを主な仕事としています。また、商品の売れ数も多いので商品が欠品しないようにこまめに売り場のメンテナンスを行いながら、品出しや発注管理を行なっています。

この仕事をして一番嬉しかった事は、特売品としてチラシに掲載されていたオーラル商品の売上数を改善することができた経験です。
当初、チラシに掲載されている商品にも関わらず、売上数が全店舗の売上数の平均以下で数字が伸び悩んでいました。
チラシ期間が始まる前から売り場を作らなかったこと、陳列量が通常と同じくらい量だったため特売品ということをお客様が感じにくい陳列であったことを反省点として考えました。チラシ期間が始まってすぐに売れ行きを確認していたことで、伸び悩んでいる商品や売りたい商品は何か判断し、売り場を立ち上げるという実行に移すことができました。初めて自分で考え、実行した事例だったので結果として全店舗の売上数の平均以上に売上数を伸ばすことができたという達成感もあり、自分自身の成長を感じる経験になりました。

以前までの私はホームセンターと聞くと職人さんといったプロの方が利用する大きな倉庫をイメージしていました。
ですが、島忠は日用品や家具も多く取り扱っているため、幅広いお客様の層が島忠に来店されます。また、フランチャイズ事業を行い、地域の特色に合わせてスーパーやジムを導入するテナント作りをしているため、一般消費者でも気軽に利用しやすいホームセンターの形に魅力を感じました。
生活に欠かせない商品を取り扱ったり、地域に合わせたテナント作りをしている島忠が人々の生活を支える仕事がしたいと思い就職活動を行っていた私にとって、人とモノを繋げる仕事ができると感じ、入社を決めました。

島忠のいいところはブラザー制度という教育体制の元、現場での業務をしっかりと学んでいける環境があるところです。
新入社員として入社し、3ヶ月の現場研修を終え7月から本配属という流れでしたが、まだ分からないことだらけで正直不安な気持ちでした。ですが、新入社員1人に同じ部門の先輩社員がつき仕事のことや社会人としての基本を教えていただける教育体制のおかげで、本配属以降も日々学びながら業務に関する知識を身につけていくことができます。同じ部門の先輩なので部門に関する質問もしやすい環境が整っており、身近にお手本となる方がいる心強さもあります。

自分の長所・短所について思いついても、文章にすることは難しく感じると思います。私は自己分析をする際、家族や友人など客観的視点から見た自分を知ることをしました。第三者からの意見の中で共感できるものをピックアップして当てはまると思うエピソードと織り交ぜながら自己理解を深めていきました。
また、私は就職活動を自分一人で抱え込まないために、支援課のスタッフさんやアルバイト先の先輩など様々な人に相談することで、人とコミュニケーションをとる機会をたくさん作っていました。
社会人は学生時代以上に様々な人と関わる機会が増えるので、人とコミュニケーションをとることを学生のうちから習慣つけていってください。