最終更新日:2025/5/7

公益社団法人 全国市有物件災害共済会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 公益・特殊・独立行政法人
  • 共済
  • 損害保険
  • 財団・社団・その他団体
  • 銀行(地銀)

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 経済学部
  • 事務・管理系

自然災害の激甚化等、環境変化に対応可能な制度の再構築を目指す

  • A・M
  • 2013年入社
  • 九州大学
  • 経済学部経済工学科
  • 業務部共済事業課
  • 共済委託契約・支払いに係る業務

会社・仕事について

現在の仕事
  • 部署名業務部共済事業課

  • 仕事内容共済委託契約・支払いに係る業務

1日のスケジュール
7:55~

基本の勤務時間は8時30分~17時15分ですが、現在は時差出勤が可能な部署なので、30分ずつ早い8時~16時45分の勤務です。
出社したら、まずメールやスケジュール等の確認を行います。

8:30~

地区事務局から提出された建物共済金支払書類の審査をします。
全国の様々な事故に触れることになるため判断が難しい事案もありますが、地区事務局へ問い合わせしたり、上司や先輩に相談したりしながら細かいところまで確認します。

11:30~

ランチは社外で食べることが多いです。
時差勤務の際は、12時を過ぎると行列ができるような人気のお店に入ってみたりします。

13:30~

他部署の人たちとミーティングを行い、今後の業務設計について議論を交わします。
まだ携わったことのない業務について、いろいろと教わることも多いです。

16:45~

繁忙期を除き定時退社できるので、最近は業務で活かせそうな資格の勉強をしています。
会社の最寄り駅(永田町駅・赤坂見附駅)からは新宿・渋谷・銀座などにも乗り換えなしで行くことができるので、気分転換でショッピングに行くこともしばしばあります。

現在担当している業務の内容を教えてください。

現在は、建物の共済金算定事務の適正化を主に担当しています。
全国市有物件災害共済会では、全国9つの地区事務局で建物共済や自動車共済の委託契約や支払の審査が行われているため、それぞれの地区での審査が業務規程等に基づいた適切な内容となるよう徹底する必要があります。そこで、共済金が高額になると考えられる場合は、地区事務局での支払を行う前に共済事業課でも地区事務局での審査内容を確認し、適切な共済金の算定に向けて助言や指導を行います。
それ以外にも、共済事業に携わる職員の業務知識がレベルアップにつながる社内試験や研修の実施、また、地方自治の発展に今後も貢献できるよう、相互救済事業の制度設計や見直しを行っています。


仕事のやりがいや印象に残っているエピソードを教えてください。

共済事業課へ異動してすぐに新しい制度の運用設計に携わることになりました。
まず最初に複数の市役所の財産管理の担当者に新しい制度についての説明とヒアリングを行いました。市によって災害が発生する状況が違うのはもちろんですが、共済金請求に係る事務処理の手順や、財産の管理の考え方も多種多様で、地区事務局に所属していた時とは違う目線で市役所の内情に触れることができました。
ヒアリングが終わってからは、より市の希望に沿い、なお且つ地区事務局での負担をできるだけ減らすことのできる運用を目指し、新しい制度での共済金を自動計算するツールを提案・作成しました。
地区事務局職員の皆さんの協力もあり、新しい制度の運用開始後は大きな問題が発生することなく安堵しています。
また、作成したツールについても、地区事務局の建物事故担当者から「使いやすかったから新しくこんなツールを作ってほしい」との言葉をもらえた時はとても嬉しく、今後も市役所や地区事務局に寄り添った仕事を行っていきたいと感じました。


共済会の魅力は?

若手職員のジョブローテーションが積極的に行われ、幅広い経験をさせてもらえる点です。
私は共済会に入社し現在10年目ですが、これまで九州地区事務局、財務部経理課、そして令和4年度からは現在の業務部共済事業課と、3つの部署に在籍し、全く系統の違うそれぞれの業務に携わることができました。どの部署でも上司や先輩が丁寧に仕事を教えてくれるので、それまで全く触れたことがないような仕事でも、しっかりと身に付けることができると思います。
また、業務とは関係ないですが、東京以外の地区事務局もそれぞれの地方の中心地に事務所を構えているため、仕事だけでなくプライベートを充実させやすいところにも魅力を感じています。


今後の目標を教えてください。

建物共済の制度や運用の再構築に携わりたいです。
ここ数年は自然災害が激甚化しており、共済会の相互救済事業が果たすべき役割も大きくなっています。そんな中でも、共済会は、民間損保会社と比べて低廉な分担金と、損益のバランスに配慮しながら、できる限り市役所の需要に応え続けることが求められます。
今後は、経理課や地区事務局での経験を活かしつつ、環境の急激な変化や新たな需要等に対応できる持続可能な制度の再構築や、地区事務局の業務にも配慮した運用の設計に携わり、相互救済事業を安定的かつ効果的に実施することで、地方自治の発展に貢献したいと考えています。


学生へのメッセージ

学生の皆さんは、就職活動をしている中で、自身のライフプランに合った職場を見つけるべく、いろいろな企業を研究していることと思います。今後も、共済会だけでなく、たくさんの企業と出会っていくことでしょう。今は大変な時期かもしれませんが、自分の中で大切にしたいことの優先順位を付けて、理想に見合う企業を自ら選択し、採用試験に挑戦した経験は、今後の社会人生活で必ず役に立ちます。
採用はゴールではなくスタートです。皆さんの社会人生活がより良いスタートを切れるよう願っています。


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