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最終更新日:2025/4/4
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部署名財務部財務課
ファイナンシャルプランニングの普及という大きな目標の元、多種多様な仕事を経験できる点が大きいと考えています。協会の事業は、決してファイナンシャルプランニングの試験運営だけではありません。より高位の資格にあたるCFP資格の試験運営、資格の知名度向上、継続的な学習機会の提供や、学校教育への働きかけなど、多岐にわたります。協会事務局自体の規模は大きくないですが、FP協会は20万人を超える会員組織です。その会員の方それぞれに顧客や相談相手などがいることを考えると、その関わる範囲はよりいっそう広がります。協会に関わってくれる方を増やしながら、一方で、関わってくれた方の利益に供することができる。自分の仕事が、顔の見えない誰かに届く。これは他の仕事にはない特徴であり、大きな魅力といえるかもしれません。ファイナンシャルプランニングは、お金のことをよく知ることで、人生を豊かにしていく術の一つです。それと同様に、働くことそのものが誰かのためになるFP協会での仕事は、日々の暮らしを充実したものにしてくれます。
NPO法人ということもあり、お堅い雰囲気を想定されている方も多いと思います。私も入職前まではそう考えていましたが、活発に意見を交わしあったりするなど、全体に明るい空気が事務局内には流れています。といって、馴れ合いのようになって、だらだらと残業をするようなことはありません。きっちり仕事を終えて定時で帰る方がほとんどです。休暇なども取りやすい風土が醸成されており、誰かが休む場合は他のメンバーでカバーするなどして、うまく仕事を回しています。また、横の助け合いだけではなく、上への風通しもよい環境です。ボトムアップで新しい施策を実施することなどもよくあります。普通、NPO法人などは、過去の慣例にならって業務を繰り返す組織が多いですが、日本FP協会は少し異なります。過去の慣例を大事にしつつも、挑戦する空気も持ち合わせています。ファイナンシャルプランニングは、制度変更や新しい金融商品など、常に時代の流れを追う必要のある学問です。その推進・普及を行う団体として、日本FP協会も常に変化を求められ、それらに応えています。
入職して、はじめに携わった仕事は、書籍の制作・販売業務でした。日本FP協会では、FPの高位資格であるCFP資格の認定を行っており、担当していた書籍は、その試験のレベルに合わせた高難易度の内容で、制作する際は知識不足などから苦しんだのを覚えています。しかし、業務に臨むうちにFPの知識も得られるとともに、社会人の基礎的なスキルである文章力、表現力などを身に付けていくことができました。これは、今だけではなく今後も役立つスキルになっていると思います。一方で、販売を同時に担当したのも、よい経験となりました。編集の仕事だけだと、どうしても忘れがちになる購入者の立場で物を考えることができたためです。実際に購入者の方と電話で会話をしたり、書店の担当者とやり取りするなかで、対人スキルも身に付きました。現在は、財務課に異動となり、経理業務を担当しています。異動前は、どの組織においても同じような内容という印象でしたが、今は協会らしさあふれる業務だと感じています。お金の動きに携わることは、組織活動の全体に携わること。その意識のもと、日々業務にあたっています。