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最終更新日:2025/4/28
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部署名都心アクセス事業部 事業第二課 主査
勤務地愛知県
仕事内容名古屋・栄エリアの交通アクセス向上に向けた新プロジェクト推進
学生時代、土木系コンサルタント会社でアルバイトをしていました。そこで高速道路の橋梁を設計する仕事に接する機会があり、難度の高い仕事に興味を持ったのが最初のきっかけです。さらに、その会社のとある社員さんが「自分の子どもに『この橋はお父さんがつくったんだよ。お父さんは地図を変えるような仕事をしているんだよ!』と自慢できるんだ」と嬉しそうに語っていたのが印象的で、なんて素敵なんだろうと感じました。私も将来、子どもに胸を張って語れる仕事をしたいと思い、進路を決めました。名古屋という限られたエリアにあって、街中の大規模構造物の建設に携われることは、技術者として大きな魅力だと感じたんです。
名古屋高速道路公社では今、リニア中央新幹線の開業を見据えて、名古屋駅と高速道路のアクセス性の向上や混雑緩和を目的としたプロジェクトを進めています。具体的には、新黄金・新洲崎出入口の設置や、栄・大須エリアの利便性向上に向けた栄出入口の新設などです。私はこのうち、栄出入口の構造計算や協力機関との調整業務などを担当しています。街の景観や他の出入口とのバランスに配慮したプランを立て、実作業を任せる外部機関にイメージを伝えて上がってきたものをチェックするほか、警察や街路の管理者との打合せなど、やるべきことは多岐にわたります。
現在のプロジェクトに関連して、最近、大がかりな実証実験をしたことが印象深いです。大きな施設内に実際の1/5スケールの模型を造り、構造上の安全確認や耐震性その他、基準をクリアしているかの裏取りを行いました。学生時代にも入職後も、ここまでの大規模実験に携わったことはなかったです。学生時代に学んできたベースに加えて仕事を通して新たな知識を身につけ、それらの学びを仕事に反映させていけることに、やりがいを感じています。入社後すぐに保守点検業務を担当し、現在の部署に配属される前は道路計画(予算管理)に携わりました。高速道路を様々な側面から見てきたことが、今のプロジェクト推進に役立っていると思います。
名古屋高速道路公社の一員として、先人たちの積み上げてきた技術力や構造物に対するこだわりに誇りを感じており、それを引き継げる人になりたいと思います。例えば建設資材ひとつを取っても、利用できる土地の少ない都市部に橋梁を建設するにあたっては、一般的な橋梁に用いられる部材とは別の、スリムで高い強度を備えた鉄柱を使用するなど、独自のノウハウがあるのです。私自身が先輩たちからていねいに教わってきたからこそ、こうした知見を確実に後輩たちに伝えていくつもりです。現在進行中の栄出入口を無事に完成へと導くことも、大きな目標のひとつ。今後も課題を一つひとつクリアし、技術者としてより成長できるよう挑戦を続けます。
就職活動は、様々な企業について知ることができる大きなチャンスだと思います。学生のうちに企業説明会やインターンシップ、OB・OG訪間などの機会を活用して、複数の業界や企業に実際に接してみることをお勧めします。それによって視野が広がり、新たな気づきを得られると思います。授業や研究活動などで忙しいとは思いますが、ぜひとも挑戦してみてください。そうした中で、「地元で大きな規模の仕事に関わりたい」と思ったなら、当公社にもご注目ください。名古屋を基盤とするので県外への転勤はなく、ワークライフバランスの取れた働き方ができるのも魅力ですよ。