最終更新日:2025/5/21

学校法人福岡大学

  • 正社員

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業種

  • 学校法人
  • 医療機関

基本情報

本社
福岡県
PHOTO
  • 10年目以内
  • 法学部
  • 事務・管理系

地域に根ざした組織であり続けるために

  • 藤江 広翔
  • 2019年入職
  • 熊本大学
  • 法学部法学科
  • 福岡大学筑紫病院 医事課

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 医療・福祉関連の仕事
  • 資格・専門能力が身につく仕事
現在の仕事
  • 部署名福岡大学筑紫病院 医事課

○ 学校法人福岡大学を志望した理由・きっかけ

私は学生時代に熊本地震を経験しました。その際、避難所に指定されていないにもかかわらず、多くの人々が私の在学していた大学へ避難しました。地震発生直後は学生を中心に避難所を運営し、夜間の見回りや住民の方々への声掛けをしていく中で、感謝の言葉をたくさん頂きました。大学という組織がいかに地域に根ざし、影響力があるかを実感し、大学職員という形で地域に貢献したいと考えるようになりました。また、幼い頃に祖母の見舞いで筑紫病院に足を運び、医師や看護師の方の優しい対応や明るい雰囲気に触れ、病院の基本理念である「あたたかい医療」を感じました。そして、福岡市から筑紫野市という広い範囲で医療を提供し、少子高齢化社会において医学部を持つ大学としての強みを生かして地域貢献している点に魅力を感じ、本法人を志望しました。


○ これが私の仕事!

私が所属している医事課では医療事務をしています。医療事務と聞くと、受付や患者さんの診療費の計算を思い浮かべると思います。基本的に皆さんの受診は、受付→診察→会計で完結することが多く、受付や会計以外の業務をイメージするのが難しいと思います。しかし、その他にも自治体・保険会社・医療品メーカー等とやり取りをすることもあり、医療事務の中にもさまざまな業務があります。また、患者さんが病院に支払う医療費は一部の金額であり、残りの金額を自治体や保険組合に請求する「保険請求」を行うことも医事課の大きな役割です。病院・法人全体の収入に直結する業務なので、先生方と毎月ミーティングをしながら適切な保険請求ができるように心掛けています。


○ 仕事のやりがい

「これが私の仕事!」で記載したように、担当業務次第でさまざまな職種の方と関わることがあり、自分が今まで触れることがなかった業界のことを知る機会が多くありました。院内でもコメディカル(薬剤師・栄養士・放射線技師など)の職員と連携して業務を進めていくため、様々な職種で協力して業務を遂行できた時は達成感があります。また、病院という場所は私たちの人生に必ず関係性がある場所です。これまでは、受診してもなんとなく請求された金額を払っているだけでしたが、どのような計算で患者さんへの請求額が決まっているのか知ることができたのは、私にとって大きな学びでした。さまざまな病気のことを知り、健康であることは当たり前ではないのだと、健康のありがたみを改めて感じたことや家族との時間を大切にしようと思えたことも、病院配属になったからこそ得られたものだと感じています。


○ 将来の目標

医事課の業務は専門性が高く、他の部署では聞くことがないような単語が飛び交っています。医事課だからこそ得られた経験や学べた知識がある一方で、私は入職一年目から医事課に配属されているため、法人全体という視点では狭い世界のことしか知りません。また、他大学の卒業生であるため、本学についても基礎的な部分から今後は学んでいく必要があると感じています。そのため、病院以外の部署も経験し、大学職員として幅広い視野と知識を身に付け、法人全体のことを考えられるような人になりたいと思っています。


○ 就職活動中の皆さんへメッセージ!

就職活動がピークを迎えると慌ただしい毎日になりますが、その中でも友人と過ごす時間を大切にしてほしいです。私は学生時代一人暮らしをしていたため、友人と食事をすることが多かったのですが、緊張感を持って過ごす日々の中で自分らしくいられる時間を持てたことは、余裕を無くさずにいられた大きな理由の一つだと感じています。また、自然と就職活動の話題になるため、さまざまな業界の面接で実際に質問された内容を情報交換できたという点でも大きな意味がありました。これから企業の合否に一喜一憂したり、多くの悩みを抱えたりすると思いますが、自分の選択を後悔するのではなく、数年後に正しい選択だったと思えるように前に進んでいくことが大事だと思います。最後に、皆さんが納得のいく結果を得られるよう願っています。


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