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最終更新日:2025/5/9
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勤務地東京都
仕事内容水処理プラントに納入するタンクの設計
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始業に向けて、準備を行う。メールおよび社内連絡用チャットの確認、その後は今日やることの整理を行う。配属先はフレックスタイム制が導入されているため8:00からの方もいれば、10:00からの方もいる。私は9:00始業である。
週に1回程度、上司を交えてToDoリストを整理する。年単位で動く現場も多く、日々スケジュール管理を徹底している。業務の優先順位を整理し、溢れてしまう業務は同じ部署の方に手伝っていただく。逆もまた然り。
12:00~13:00が昼休憩社食があり、客先社員のみならずセントランス社員も利用できる。ワンコイン程度でボリュームのある食事がとれる。選択肢も豊富で、毎日献立も異なる。自前のお弁当やコンビニで買ってきたおにぎり等を自席で食べる方も多くいる。各々スマホで動画を見たり、ゲームをしたり、仮眠をとったりと自由に過ごしている。
週に1回程度部署内のミーティングがある。・業界の動向は今どうなっているか・方針として今どこを目指しているか・業務効率化のために取り組んでいく課題について・各個人の仕事進捗状況・現在進行中の工事でどのようなトラブルが起きているか・上記トラブルを今後防ぐためにどうすべきかなど現在のことから少し先の未来の話について部署全体で打ち合わせを行う
セントランス社員の定時は17:30。ノー残デーの水曜日と週末の金曜日は早めに帰る人が多い。
19:00退勤他部署に比べて、配属先の部署は業務負荷が大きめである。基本的に毎日残業している。自部署は曜日やイベント事など関係なく皆残業している。残業に関しては個人の裁量で決定できるため、早く帰りたい時は17:30に退勤し、頑張り時には20:00を超えることもある。他部署では派遣の方は定時で帰る場合が多い。自部署は良くも悪くも客先社員と同じ扱いをされているため、同じだけ残業している。
水処理のために使用するタンク設計がメイン業務である。設計といっても、もちろんCADで線を引くだけの業務ではない。処理水量や強度計算などをしなければならない。どのような仕事でも共通のことであろうが、仕事が部署内で完結することはない。他部署やメーカー、外注先だけでなく、海外の会社とも連絡を取り合う。コミュニケーションエラーが起きないよう、綿密にやりとりをする必要がある。
水処理と広くいっているが、私たちが生活で利用するような上下水道関連の水処理とは異なる。そのため想像が難しいかもしれないが、客先企業の水処理技術は半導体製造等の過程で利用されている。この文章を読んでいるであろうパソコンやスマホにとって必要不可欠なものである。私の生活を、大きな視点でいえば世界全体を、良くすることに関わることができていることはやりがいの一つである。また、現在携わっている仕事は、大規模研究に利用される水処理技術の提供である。研究成果が将来もしくは自分の死後に、世界を大きく変えるかもしれない。そんなことを想像していたら、やりがいを感じないほうが難しい話である。
転職活動を通して複数社と面接を行った。一番雰囲気が良かったのがセントランスだった。同期などに入社理由を聞いても、同様の答えが返ってくることが多かった。自分だけでなく皆が同じように感じていたことらしい。前職は家族経営の小さな会社だったこともあり、後進育成の体制が整っていなかった。セントランスでは配属前に数か月研修がある。もちろん給料をもらいながら。教育制度が私にとって決定打であった。正社員雇用ではあるが客先常駐という働き方に少なからず不安はあるものの、知らないところに連れて行ってくれる手段としては面白い選択肢の一つだろう。
前述の通り、携わる仕事は年単位で動くことが多い。配属されてから日が浅いため、工事の立ち上げから完了まで関わったものがまだない。現在は立ち上げから関わっている仕事があるため、最後まで無事やり遂げることが当面の目標である。客先でも教育制度がある。仕事を通して学んできたことも多いが、研修を通してしっかりと学び、基礎的な知識を固めていきたい。部署内には一級建築士を持っている方が複数名いる。タンクそのものの設計には必要ないものだが、水処理には工場内に張り巡らされている配管がある。その配管類を支える構造物の設計に建築の知識が必要になる。私も一級建築士を取れるよう資格勉強に取り組んでいきたい。
現在、自分が携わった業務が世間的に芽を開くのは2030年あたりのことだろう。数年後またはもっと先の未来で、街を歩きながら「自分の仕事が生活を豊かにすることに貢献しているな」と実感できていたら幸せである。