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最終更新日:2025/4/15
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部署名エンジニアリング部門
PACS(Picture Archiving and Communication System)と呼ばれる医療用画像管理システムのエンジニアリング業務を行っています。PACSとはCR、CT、MRIといった画像撮影装置から発生する画像データをサーバと呼ばれる大規模コンピュータに保管し、閲覧、管理を可能とするシステムです。今までは、X線フィルム(レントゲン写真)をシャウカステンと呼ばれる蛍光灯等により発光する機器を用いて医師が画像診断を行っていましたが、現在では大規模な病院の多くは、コンピュータのモニタにデジタル化された画像を表示して診断を行っており、こういったフィルムレス運用が可能となるシステムを構築しています。
ある病院のお客様から「すばらしいシステムが構築できた。ありがとう。」と多大なる感謝のお言葉をいただき、とても嬉しい気持ちになったエピソードがあります。大規模な病院システムの構築には、およそ4~5ヶ月間を要しますが、私たちベンダーだけでシステムを作るのではありません。お客様である放射線科医や放射線技師の方々と複数回にわたる打合せやヒアリングを行い、一つ一つ問題点や懸案点を解決していくことで、より良いシステムをお客様と一緒に作り上げていきます。システム稼働後に上記のようなお言葉をいただけたのは、その仕事に関わった人たち全員が誠実に仕事に取り組んだ結果だと感じています。私個人としても、誠意をもって今後も仕事に取り組みたいと強く感じた経験です。
「医療IT」は無限の可能性を秘めており、そこにやりがいを感じています。言い換えると、ITを用いることで、医療の発展に貢献できることに興味を持っています。私は学生時代に分子生物学、細胞生物学や発生生物学を学んでいたこともあり、生命やヒトの体の形成に高い関心がありました。近年では再生医療の実現に繋がるiPS細胞の作製に成功するなど、生命は私たちには想像もつかないほどの可能性を持っています。この可能性が、「医療IT」分野にも同様に存在していると感じています。PACS等の医療情報システムは医療現場で必要不可欠なものとなり、日々進歩しながら医療の発展に寄与しています。こうした医療の発展に貢献できる分野に従事していることにやりがいを感じています。また、システムやITと聞くと難しく考えてしまいがちですが、一つ一つ理解していくことで点と点が繋がり、システムの全体像がわかるようになってきます。「こんなことも!? あんなことも!?」といった発見もあり、とても楽しいというのが正直なところです。