富士フイルム医療ソリューションズ(株)【富士フイルムグループ】

がん治療の一種である放射線治療の業務を支えるシステムを開発しています。システムの開発工程は大きく、要件定義・設計・実装・検証の４つに分かれており、その中で私は検証を主に担当しています。検証とは、開発した製品に不具合がないか動作確認をすることです。検証の精度は製品の品質に影響するので、仕様に対して漏れのない検証項目の作成とスムーズな検証の実施を心掛けています。

同じ開発チームに所属するメンバーに感謝されたときに、やりがいを感じます。検証において製品の不具合を発見し、実装者に報告した際「ありがとう、助かったよ。」と言われたことがありました。それまでは不具合を発見したことがなく、自分の業務に意味があるのか不安でした。そのため、感謝の言葉をいただいたときはうれしかったですし、少し自信が持てました。また、実装や検証など各作業は個人で行いますが、それぞれの作業が合わさって、チームで一つの製品を作っているということを実感できました。

入社して感じた当社の魅力は、若手社員の教育が手厚いところです。
全社としては、トレーナー制度が設けられています。業務について分からない点はトレーナーにご指導をいただいています。また、年齢の近いサブトレーナーもおり、業務以外に困っている点等も相談しやすいので心強いです。
開発部門としては、アプリの開発を通して要件定義（どんなものを作るのかを決めること）から設計・実装・検証までを経験できる教育プログラムが用意されています。私は、学生のときはプログラミングおよびソフトウェア開発の経験がなかったので、このような研修が用意されている点はありがたかったです。