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最終更新日:2025/4/22
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部署名高砂事業部 プラント機器設計部 プラントグループ 計画1チーム
仕事内容プラント設備の系統設計、プラント補機のスペックや制御の検討
大学で化学工学を専攻し、化学プラント設計や系統の考え方を学んだことからプラント関係に進みたいと考えていました。そんな時に三菱重工業で巨大なガスタービンの実物を見学する機会があり、「この大物機械が1/1000mm単位の精度で造られているのか」と当社の技術力の高さに興味を持つようになりました。最初は化学工学という自分の専攻分野とのミスマッチを懸念していましたが、先輩社員との座談会で不安を打ち明けたところ、ある先輩(現在の上司)がコンバインドサイクル発電プラント(通称GTCC)の系統設計業務と私の専攻分野がマッチすることを見出してくださり、それが後押しになり入社を決断することができました。
プラントグループでは、GTCCプラント設備の計画設計から現地での試運転・引渡試験、アフターサービスまでプラント設備に関する業務全体に対応しています。私は主にガスタービンと蒸気タービンの運転を支えるプラント設備の系統設計、プラント補機のスペックの検討、制御の検討を担い、系統・機器・運用のあらゆる面から発電効率を高める工夫を模索しています。個々のプラントに適した設備の構築、機器の選定を行うことで0.01%でも効率が良くなるよう設計することがミッションとなっており、2023年には世界最高効率の発電所としてギネスブックに掲載された日本の発電プラントの運用計画にも携わりました。
これはある現場での苦労話ですが、配管ラインの流量制御を監視していた際、流れる水の量が増えないことが発覚しました。しかし、なかなか原因が突き止められませんでしたが、データを追うとある点から急に流体が流れなくなっていたことが判明し、弁が詰まっているのではと分析しました。実際に点検をすると、工事の際に使用される布巾が詰まっていました。東京ドームとほぼ同じ敷地面積の中からたった一つの問題を発見・解決でき、それにより工事も滞りなく進められるのはプラント設備全体の設計業務に対応しているからこそ。様々な視点から問題にアプローチできるのが、この仕事のやりがいだと思っています。
三菱重工グループは現在、「MISSION NET ZERO」を掲げ、脱炭素技術への取り組みに力を注いでいます。火力発電事業でもガスタービンの高効率化を進め、CO2排出量を50%以上抑えた製品の開発や水素・アンモニアを用いたガスタービンの開発で社会に貢献しています。こうした自社のガスタービンのポテンシャルを活かし、これからも高効率ガスタービンの開発・性能向上をプラント設計という視点から支えることが私の目標です。
当社はガスタービン事業が主力ですが、三菱重工グループとしてプラントエンジニアリング全般に携わっています。新エネルギー、ポンプ、ごみ焼却施設設計など、部門ごとに異なる働き方があり、同じ会社内でも業種や働き方を選択できるのが当社の特徴です。「ガスタービンを造っている会社だから機械工学を専攻していなければ」と決めつけるのではなく、視野を広げ、製品に付帯する設備や機器、それに関わる人や仕事を想像してみてください。きっと自分の専攻が活かせる場所があるはずです。ぜひ自分のありたい姿を想像し、自分に合う業種・働き方・人が揃った場を探してください。当社は事業数と比例し入社後の選択肢が広いと思いますよ。