苫小牧埠頭(株)

貨物の通関業務をしています。当社には４つの事業部がありますが、通関一元化しているため、港運事業部以外で扱っている様々な貨物の通関も行っています。具体的には、木材、雑貨、飼料、石油製品、食品などです。輸出入申告では税関へ貨物の内容、価格などを申告し検査を経て許可をもらう手続きが必要です。輸入ではそれに加え関税、消費税の納付も必要となります。貨物は許可後に引き取られ、作業、配送されます。通関に遅れが出るとその後の作業にも遅れが出てしまうので、船の動静を確認しながらスムーズでかつ正確な申告ができるよう日々責任感をもって仕事に取り組んでいます。

貨物の詳細を知ることはもちろん情勢により変化する法令等、勉強することの毎日で難しいと感じることも多々ありますが、その分無事に申告を終えて貨物が許可になったとき、特に新規の貨物や複雑な通関であるときにはやりがいを感じます。また当社で申告している貨物には木材や化学品の原材料などもありますが、製品ももちろんあるので、それらが店頭で販売されているのを見たときには、人々の生活に必要不可欠な仕事であると実感します。

人々の生活を支える仕事、また外国と日本のつながりがある仕事をしたいと思っていて、就職活動を始めたころは他の業界も見ていました。就職活動を進める中で、身の回りの製品が当たり前にあったり生活が成り立っているのは、物流業界の仕事によるところが非常に大きいと思い、北海道で全体の港湾取扱貨物量の約半分を担う苫小牧港で、取り扱う貨物も多岐にわたる当社に決めました。また会社説明会での雰囲気や福利厚生なども決め手の一つとなりました。

焦らずに頑張ってください！