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最終更新日:2025/5/22
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部署名ボイラ統括部 基本計画課
仕事内容ボイラの基本計画
ボイラの基本計画をしています。といっても理解できる人はごく少数だと思いますので、かみ砕いて紹介します。まず「ボイラ」とは何かですが、簡単にいうと「ヤカンのお化け」です。火を燃やして、水を温水や蒸気に変え、その熱エネルギーを必要とする機器に供給します。小さいものでは家庭用湯沸し器も「ボイラ」ですし、大きなものは火力発電所やごみ焼却場で使われている超大型まであります。当社では、主に発電所向けやごみ焼却場向けのボイラを製造しています。そして、「基本計画」というのは、ボイラの設計の一番上流部分に当たり、性能や構造を決める計算をしてお客様の要求にあったボイラを計画します。大学で習う分野で言うと、熱力学、流体力学がメインですが、材料力学や燃焼工学、機械工学など色々な知識が要求されます。といっても、仕事をしながら徐々に勉強していく意欲があれば問題ありません。(私も大学時代は研磨加工を専攻していたので、専門外でした。)ボイラの設計以外にも、ボイラに付属する機器(燃料を燃やすためのバーナや水を送るためのポンプなど)の計画をしたり、実際の性能を評価したりと幅広く仕事をやっています。
仕事内容にも書きましたが、幅広い知識が必要となるため、日頃から様々なことに関心を持つようにアンテナを張っています。また、仕事に関係のない話題であっても、お客様や下請けメーカなど色々な人と会議や交渉をすることもあるため、そこでのコミュニケーションを良くするためには必要不可欠な要素となっています。自社製品や設計に関わるさまざまなことをたくさん吸収して、一つのことに対して色んな角度から考えられるようにすることが大事だと思っています。また、自分ひとりで完結する仕事ではないので、社内/社外を問わず、色々な立場の人と交渉や折衝が必要になるため、そこに信頼関係を築けるかどうかが仕事をうまく進めるポイントとなります。設計職というと、パソコンに向かって図面を描いたり、計算したりというイメージが強いかもしれませんが、コミュニケーション能力を高めることも日々心がけています。
中学・高校と吹奏楽部に所属していたこともあり、大学では交響楽団に所属していました。(当時は「のだめ」が流行っていた頃でした)趣味を通じて仲間を作りたかったので音楽系のサークルに入ろうと思っていましたが、先輩からの勧誘を断りきれなかったことが、入部した理由でしょうか。でも、入ったことは決して間違いではありませんでした。各学年25人程度で総勢100人の大所帯でしたが、いい同期や先輩、後輩に恵まれ、時には学業そっちのけで音楽に打ち込んだのも、今となってはいい思い出です。そこで知り合った仲間たちとは今でも関係は続いていますし、未来の奥さんとも出会うことが出来ました。交響楽団(オーケストラ)では、トロンボーンを担当していました。クラシック音楽の世界でトロンボーンというのは、「神の楽器」と呼ばれ、ある種神聖な楽器(※)として見られることもあり、吹奏楽とはまた違った音楽性を追求しました。(※時代背景にもよって、諸説あります)その経験がどこまで会社や仕事に生きているかと言われれば難しいですが、チームワークを大切にする考え方は音楽でも仕事でも変わりません。
就活と言われて一番に思い出すのはリーマンショックです。ちょうどその影響を一番受けた学年でした。それこそ、周りには早々にUターン就職に切り替える人や卒業式直前でも就活を続けている人も決して少なくは無かったです。個人的には、造船や重工メーカなど“大きなものを作る”仕事に憧れて就活をしていました。方向性を絞っていたこともあり、エントリーした会社の数も10社程度だったと思います。今の会社を知ったきっかけは、就活担当の教授との面談でした。そこから会社見学、入社試験、面接と、とんとん拍子に進み、気が付けば内定を頂いていた印象です。仲間内で、就活は「運と縁」と言っていましたが、まさにその両方がマッチしたのだと思います。就活は頑張ったことが必ずしも報われるわけでないと思います。そしてそれは社会に出てからも同じです。でも何か頑張れば必ずどこかから光が見えてきます。その光を見つけられるか、そしてそれを信じて突き進めるかが重要ではないかと思います。