最終更新日:2025/3/1

(株)証券保管振替機構

  • 正社員

業種

  • その他金融
  • 証券
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 10年目以内
  • その他理科系
  • IT系

「制度づくり」ができる点に惹かれ、入社を決めました!

  • A.S
  • 2017年入社
  • 筑波大学
  • 理工学群社会工学類
  • 証券決済システム開発部
  • 株式等振替システムの開発・保守に携わっています。

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 企画・サービスを提案する仕事
  • チームワークを活かす仕事
  • 社会インフラを支える仕事
現在の仕事
  • 部署名証券決済システム開発部

  • 仕事内容株式等振替システムの開発・保守に携わっています。

担当の業務内容

当社は国内唯一の株式等の振替機関として、日々、証券の決済制度の運営を行っていますが、その根幹を支えているのが「株式等振替システム」という当社の基幹システムです。現在、日本の上場株式はすべてこのシステムにて残高等の管理が行われています。
日々の利用者からの問い合わせ対応といった保守業務と、制度改正や利用者のニーズに対応していくために開発業務を行っており、各種機能に関する要件の検討や、協力会社との調整などを担当しています。
具体的な業務の一例としては、以下のものが挙げられます。

・ 要件定義書の作成
・ 協力会社との要件に関するQA対応
・ 設計書のレビュー
・ 業務部門の担当者との仕様に関する意見交換、調整


当社の社風・魅力と入社を決めた理由

私は高校時代から金融や都市計画に興味があり、大学ではその両方を幅広く学べる学部への進学を決めました。大学3年次には、経済学を使って実制度に生かしていくことを考える研究室に入り、そこで「制度やルールづくりの仕事は面白そうだな」と金融インフラ業界に興味を持ちました。大学院進学も検討しましたが、志望していた当社に入社できることになり、就職を決めました。

当社は250名程度の組織なので、どのチームも基本的に少数精鋭です。若いうちから裁量のある仕事ができる環境は当社の魅力だと思います。

社内はコツコツと仕事に励む穏やかな性格の方が多い印象ですが、金融の話や「公共性を持った判断とは?」といったテーマになると、皆それぞれに思いや考えがあり、熱く議論を交わしています。オンオフのメリハリがあり、プライベートも大切にしている社員がたくさんいる会社だと思います。


日々のやりがいや、仕事の上での心がけ

株式等振替システムの開発や保守は、企業理念のとおり、「信頼性、利便性及び効率性の高いサービスを提供する」ことが最も求められる仕事だと感じています。システム障害が起こった場合、市場への影響は甚大なので、いかに予防し、万が一障害が発生した場合も迅速な対応を行い、早期に復旧することが重要です。当社のシステムは株式等振替システムだけでなく複数のシステムにより構成されているので、より利用者の利便性を高め、効率的な開発を行っていくためにも、最適なシステム構成や機能構成を検討していくことも必要です。そういった責任感や緊張感を持ちながら日々の業務を遂行し、関係者と一体となって本番稼働を目指していくことにやりがいを感じています。
基幹システム開発と聞くと、古臭いイメージを持たれることもありますが、時代が変われば技術も変わりますし、市場を取り巻く環境の変化に適切に対応していくことを心がけています。


今後の目標

入社後2年間は振替業務部で一般債振替制度、短期社債振替制度、投資信託振替制度の運営を行い、3年目以降は証券決済システム開発部で株式等振替システムの開発・保守を経験しています。振替業務部での経験や、証券決済システム開発部で様々なプロジェクトを通して、全体俯瞰して物事を捉え課題や問題に対処できる人材になりたいと考えています。当社には人材交流を目的とした他の金融機関への出向制度もあるので、今後は、こうした制度にも手を挙げるなどし、若手のうちに様々な経験をして、長く働いていければと思っています。

実は、女性が総合職として先々まで働いていくビジョンがしっかり見えたのも、当社に入社を決めた理由の一つ。職場には産休・育休から復帰されている先輩社員もいますし、管理職に就いている同性の先輩もいます。入社前にお会いした先輩たちの話を聞いても、「男女が対等に活躍できる会社だ」と感じたのですが、入社後もその印象は変わっていません。


学生の皆さんへメッセージ

自分の経験からアドバイスさせてもらうならば、就職活動においては「この業界に入りたい」といった志望動機に加え、「自分はそこで、どんなことをしたいのか」といった視点を持っておくことをお勧めします。私の場合は「制度を作る仕事がしたい」という軸を定めていたのですが、それを意識しながら動けたことがプラスになったと感じています。

とはいえ、数多くの情報の中から1本の軸を定めていくことは簡単ではないことも承知しています。私も、自分なりの軸を見つけるまでには幅広く業界や企業を見ましたし、情報もたくさん集めました。そういった意味では、早めに動いて時間をかけられたのも良かったのかもしれません。職場の雰囲気なども企業によって大きく違いますし、先輩方が実際に働いている姿を自分の目で見てみることも重要なポイントだと思います。積極的に足を運び、実際に自分が働くイメージができる企業に出会えるよう頑張ってください。


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