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最終更新日:2025/3/1
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部署名情報システム開発部
仕事内容新たな情報システムの開発プロジェクトに携わっています。
当社は国内唯一の株式等の振替機関として、日々、証券の決済制度の運営を行っていますが、その根幹は数多くの業務システムによって支えています。ほふりの業務システムは、証券決済そのものの各種処理を担う「基幹システム」と、基幹システムの周辺業務や社内外の諸事務を支援する「情報系システム」の2種類に大別され、私は現在、「情報システム開発部」という部署に所属し、新しい情報系システムの企画・開発に携わっています。具体的には、各制度やシステムの利用にあたり、制度利用者(証券会社等の金融機関様)と授受する書類について、webフォームを通じた合理的な仕組みにより授受できる仕組みを新たに導入し、社内外の事務手続を効率化するシステムを構築するプロジェクトに従事しています。このプロジェクトでは、基幹系システムとは異なるアプローチでの開発計画を策定したり、システム基盤にクラウドサービスを活用することを検討するなど、ほふりにおいて今までになかった取組みを積極的に取り入れていることが特徴です。挑戦的な要素が多い分、情報収集や関係者との調整には多くの苦労がありますが、その分学びも多いため、前向きに取り組んでいます。
私は学生時代に株式投資を経験していたこともあり(なお、当社社員が上場株式の売買をすることは原則禁止されています)、2009年の株券電子化による変化を投資家の立場で体験しました。その際に、証券決済制度の改革に挑む当社のことを知ったのが、最初に興味を抱いたきっかけです。就職活動では、理系ということもありメーカー等の選考も受けていましたが、漠然と「大企業よりも小規模な会社で存在感のある仕事をしたい」と考えていた中で当社の募集を見つけ、国内唯一の業務を担えることや会社の規模感等にも魅力を感じ、入社を決めました。入社後に改めて感じている魅力としては、安定感・安心感があること。国内唯一の業務を担っており、明確な競合他社がいない分、競争によるプレッシャーは少ないと思います。しかしその分、組織として絶対に誤った方向には進めませんし、自分たちで緊張感を保つ必要があり、常に慎重な判断と決定が求められます。実際そのような性格の社員が多いですし、私自身も足場を固めてから行動に移すタイプです。とはいえ意見が言いにくいようなことは一切なく、若い社員でも積極的に問題提起や改善提案ができる環境だとも感じています。
他の市場インフラに比べ、当社は一般の投資家の方々の目に触れる機会は少なく、あまり目立つ存在ではないかもしれませんが、証券取引は決済が安全に履行されて初めて成立するもの。金融市場における当社の役割は極めて重要なものです。当社の仕事は基本的に「安定して制度を運用すること」が大きな使命ではありますが、時代が変われば技術も変わりますし、常に「時代に求められているものは何か」を追求する姿勢が必要な仕事でもあります。市場を取り巻く環境の変化に適切に対応し、信頼性、利便性、効率性の高いよりよいサービスを追求し、提供し続けていく。その使命に対し、強い責任感・緊張感をもって日々仕事ができることこそ、当社で働くことの大きなやりがいだと言えるかもしれません。また比較的小規模な会社であるため、社内異動等を通じて様々な経験を積めることもやりがいを感じる要素です。私の場合はシステム関連の仕事がキャリアの大半を占めていますが、その中においては他社に出向する機会があったり、システムの他には、人事・採用業務にも携わった時期もありました。こうした経験は、自分の成長につながる非常によい機会になったと思っています。
今後の目標は、ITに関する理解を更に深めること、より経営に近い目線での判断能力を身に着けること の2つです。システム部門に配属されて以来、様々なシステムの開発・運用に携わってきており、その都度、必要となる知識を業務内外で習熟してきましたが、それでもまだまだ知らない領域があり、勉強不足を日々痛感しています。担当者として協力会社や関係者と協働するうえでは、「知らない領域」を少しでも減らす努力が欠かせず、現状に満足することなくより一層の知識を獲得していきたい、というのが第一の目標です。また、気が付けば齢を重ね、管理職への昇格も見据える年齢に差し掛かってきました。そのような立場にあっては、組織全体、ひいては金融市場全体のことにも目を配り、経営に近い目線で判断できる能力が求められると考えます。社内外の課題や環境変化に対し敏感に情報を得ていかなければなりませんし、加えて、経営一般に関する知識を学ぶ必要性も感じています。こうした能力を貪欲に追及していきたい、というのが第二の目標です。そして、自らのレベルアップを通じて、組織や金融市場の発展に微力ながら貢献していくことが私の理想です。
私は過去に、新卒採用業務も担当したことがありますが、自分が学生時代だった頃の経験も含め、就職活動は「自分の視野を広げることができる非常によい機会」だと思っています。どんな会社でも、入社した後は基本的にその業界内の限られた会社としか関わることはできないのが普通です。しかし就職活動中は、その制限がありません。合同説明会などに参加するだけで、さまざまな会社の方と簡単に接することができます。未知の業界・企業の方々から話を聞けば、「こんな会社があるのか」「こんなビジネスモデルがあるんだな」といった発見や収穫が、何かしら得られるはずです。そうした情報や知見は、就職活動中はもちろん、社会人になってからも自分の経験として生きてきます。「どうしてもこの会社・業種で働きたい」という夢や志を持っている方は、そこに一点勝負するのもいいと思いますが、広く見て考えてみたいという人は、ぜひ会社の規模・業種などを限定しすぎず、色々な企業の方の話を気軽に、かつ積極的に聞いてみることをおすすめします。活動中は大変な場面もあるとは思いますが、長期的な目線で、ぜひ今しかできない体験を大切にされてください。