最終更新日:2025/3/1

(株)証券保管振替機構

  • 正社員

業種

  • その他金融
  • 証券
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 5年目以内
  • 文学部
  • 事務・管理系

金融市場の発展に貢献できるやりがい。穏やかな雰囲気も魅力!

  • T.K
  • 2021年入社
  • 東京大学
  • 文学部人文学科
  • ポストトレードサービス部
  • 決済照合業務の運営

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 企画・サービスを提案する仕事
  • チームワークを活かす仕事
  • 豊富なアイディアを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名ポストトレードサービス部

  • 仕事内容決済照合業務の運営

担当の業務内容と1日の流れ

私は入社以来、決済照合業務を運営する部署に所属しています。決済照合業務は、「売買」→「照合」→「清算」→「決済」と進む証券取引のうち「照合」の段階です。当社が担う代表的な役割である「決済」とは異なり、「照合」サービスの提供には競合他社も存在します。
入社1年目は、決済照合業務に関連する市場調査や国際会議の傍聴、部内作業のマニュアル作成などを行うチームに所属していました。2年目の今年からは別のチームに移り、「決済照合システム」の機能を刷新するプロジェクトを担当しています。当社システム部門や開発ベンダと共に数年スパンで取り組む案件で、現在はシステムの新規機能の担当となり、スケジュール調整や資料作成を行っています。

<始業>
通常は、勤務開始時刻の5分前くらいに自席に着いています。
<業務中>
1日単位で決まった業務の流れはありません。1時間程度の打合せが1日に0~3件ほどあり、業務の進捗報告や方針検討を行っています。それ以外は自席で担当のタスクを進めています。
<終業>
定時に退勤する日もあれば、業務の進捗状況により残業することもあります。残業をしたとしても18時台には退勤することがほとんどです。


入社を決めた理由・当社の魅力

就活中はなかなか志望業界を絞れませんでしたが、インフラ業界や公共性のある仕事には漠然と興味がありました。そんな中、大学3年生の冬頃に参加した合同説明会で、初めてほふりの存在を知りました。大学では文学部に所属しており金融には馴染みがありませんでしたが、国内唯一の総合的な証券決済インフラを運営するという公共性や、説明会で感じた穏やかな雰囲気から興味を持ちました。そして、ほふりを含む「マーケットインフラ」と呼ばれる業界についても調べ始め、志望業界の一つとして本選考に臨んだところ、最終的にほふりの内定を頂き、入社を決めました。

当社の魅力は、公共性・利便性の高い証券決済インフラを利用者に提供するという日々の業務が、当社の発展にも金融市場の発展にもつながることだと思います。また、国内唯一の役割を担っていることから、基本的には市場競争を意識する必要がなく、販売ノルマ等のプレッシャーを感じずに働くことができます。一方、インフラの維持には大きな責任を伴うため、業務には慎重を期して取り組む必要がありますが、私自身はよく考えてから物事を実行する性格であり、当社の業務とは親和性があると感じています。


社風・入社前と後で感じたギャップ

当社が新卒採用を開始したのは10数年前のことであり、社内では中途入社や他社から出向してきた方が多くを占めます。他の金融機関やIT企業などでの様々な経験を持った方が在籍していることで、多様性が生まれ、風通しが良く過ごしやすい環境になっていると感じています。
入社前のイメージのとおり、社内には落ち着いていて穏やかな人が多く、ギャップはあまりありません。会議などでは、「当社の果たすべき役割」といった観点から熱く議論が交わされる場面もあり、インフラとしての使命感は多くの社員が持ち合わせているのではないかと感じます。また、会社の規模が小さいため、部長や役員との距離が近く、業務の報告等は頻繁に行われている印象です。私は入社1年目の6月に、自分が担当した市場調査の資料について役員報告を行う機会を頂きました。
オフィスでは一年を通してビジネスカジュアルの服装が認められているため、スーツを着ていない人も多く、柔らかい雰囲気です。また、2021年10月に本社移転を行い、現代的な印象の新しいオフィスで仕事をしています。


仕事のやりがい・今後の目標

まずは、自分の担当業務を着実に遂行できたときに達成感を感じます。当部は非定型業務が多く、まだ上司のサポートを受けながらではありますが、自分で案件の進め方やスケジュールを考えることもあります。そうして立てた計画をクリアしていくことに、日々のやりがいがあると感じています。また、一つひとつの業務は、当社が担う公共的な役割につながっています。私が現在担当している決済照合システムの刷新のように利用者の利便性に直結する業務から、市場調査のように今後の方針を検討するための業務まで様々な業務がありますが、形を問わず金融市場の維持や発展に貢献する仕事だと感じられることは、大きなやりがいだと思います。

今後の目標は、当社の業務や方針について検討する際に、積極的に議論に参加できるようになることです。そのためにはまず日々の業務の中で、土台となる知識を固めることが大切だと感じています。また、将来的には他部署への異動や他社への出向も経験したいです。多角的な視点を持ち、ほふりや金融市場の発展のために自分の意見を述べられるようになりたいと考えています。


学生の皆さんへのメッセージ

私は就職活動中、面接が苦手なことや志望業界を決められないことに悩み、先が見えない気持ちになることもありました。そんな中、当社の存在を偶然にも知る機会があり、縁があって入社しました。入社後も苦労することはもちろんありますが、自分の性質に合った働きやすい会社に入ることができたと感じています。
いま就活について悩んでいる方に勧めたいのは、自分が働くうえで譲れない条件は何かをよく考え、それに合った会社を探してみることです。就活中はどうしても有名な会社に目が行きがちかもしれませんが、知名度が低い会社の中にも、自分に合った会社がたくさんあるはずです。インターネット等を活用して、まだ見ぬ会社に出会ってほしいと思います。
また、当社を検討している方の中には、金融や経済を専攻していないため金融業界で働くことに不安を持っている方もいるかもしれません。しかし、当社の業務自体は、日本で唯一ということもあって専門性が高く、業務理解のスタートラインはあまり変わらないのではないかと個人的には感じています。専攻に縛られることなく、自分の力を発揮できる会社をぜひ見つけてほしいと思います。


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