原子力発電環境整備機構

私は大学で地球科学を専攻し、授業で地層処分を学びました。また卒業論文では、変動帯に位置する日本での地層処分の安全性を更に高めるため、断層での物質移行について研究をしていました。そこでNUMOという組織を知り、日本で誰もやり遂げたことのない事業で社会に貢献しようとしているところに強く惹かれました。高レベル放射性廃棄物の処分問題は、原子力発電で生み出された電気を使用した現世代で取り組む必要のある課題であるとの認識のもと、以前の自分のように地層処分を詳しくご存知ない方に関心を持っていただき、また理解を深めていただけるよう取り組みたいと思いNUMOで働くことを決めました。

メディア広報グループは、広告やウェブを使って広く日本全国の方へNUMO事業を知っていただくための情報発信を担当しています。その中で私は、主にNUMOや地層処分問題の認知拡大のための広告を出稿する仕事を担当しています。自分が出稿に携わった広告を見て、NUMOや地層処分を知っていただいたり、興味を持って実際に説明会へ足を運んでくださったときが、1番のやりがいです！また、地層処分を知ってもらうきっかけとして、Instagramで日本各地の特徴ある地層を紹介する担当もしています。大学で学んだ地質学の知識を活かして専門用語を使わずに分かりやすい言葉で紹介するように心がけています。自然が作り出したダイナミックな景色の写真をたくさん投稿していますので、ぜひ覗いてみてください！

広告を出すにあたって、広告のデザインから出稿に至るまで多くの工程を自分たちで行っています。幅広い知識を身につけることは大変ですが、様々な業務が経験でき手応えも大きいので毎日がとても充実しています。