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最終更新日:2025/4/7
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部署名宮崎牧場 業務第一課
勤務地宮崎県
宮崎牧場では豚と肉用牛を飼養していますが、豚の部門は豚育成班と種豚班に分かれていて、私は育成班に配属されました。育成班では主に、育成豚(30kg~105kg)の検定や選抜を行います。検定では、105kg時点での豚の超音波スキャナーを用いてロースの断面積や背脂肪厚などを測定します。そこで得たデータを解析して、個体の遺伝的能力を表す育種価というものを算出します。この値と実際の個体の肢の強さや乳頭数などの情報を鑑みて成績の向上が見込める個体を選抜していきます。自分の決定が次の世代の良し悪しにつながるため、責任も伴いますが、とてもやりがいのある業務です。
私は育種の担当になってから、1世代しか経験していないため、改良の実感こそまだあまりありませんが、まず無事に子豚から105kgまで育って検定できること、そして、その世代の成績が前世代の成績を超えてくれると、選抜がうまくいってくれたのかな、と喜びを感じます。これを何世代も繰り返して系統豚として認められたり、成績の向上が数字で見えたりした時は喜びもひとしおだろう、と思います。また、当場では外部の農家さんや企業への精液や生体の販売も行っているため、精液や種畜の配布希望があると、自分たちの造成した豚の需要が目に見える実感として感じられるので、モチベーションにもつながります。
私は幼少期から生き物が好きだったので、漠然と動物に関わることができるだろうと考え、畜産を学べる大学に進学しました。しかし、そこで畜産について学んでいくうちにやりたいことが少しずつ見えてきて、日本の家畜改良の基盤として日本の畜産を支えながら、発展に携わることのできる家畜改良センターで仕事をしたいと考えました。また牛や豚、鶏だけではなく、山羊や馬など様々な畜種が各地にいるため、異動によって知見を広げられることも魅力のひとつだと思います。福利厚生がしっかりしているため、ワークライフバランスを充実できることも重要なポイントでした。
まずは仕事に求める絶対条件や妥協できる点をはっきりさせて、企業を絞り込んでみてください。そして、たくさんの企業の見学やインターンシップに積極的に参加して実際の仕事や職場の雰囲気を知ることで、より行きたい、行きたくない企業が見えてくるはずです。職場の空気を肌で感じて、息抜きもしつつモチベーションを上げて頑張ってください。