(株)セキ薬品【総合職・管理栄養士コース】

私は学生時代に外食チェーンでのアルバイト経験があり、人と接し、管理栄養士の資格が活かせる仕事に就きたいと考えていました。その希望を実現させるため、さまざまな業界・企業のインターンシップや会社説明会に参加したのですが、多くの企業は楽しい部分ややりがいを一方的に話すばかり。その中でセキ薬品は良い面はもちろん、悪い面も包み隠さず伝えてくれ、「学生に対してこれほど誠実な会社なら、社員にも誠実だろう」と思い、当社を選びました。埼玉県出身で、当社の店舗が身近にあったことも決め手の１つです。
働き出してからも、想像以上に薬の知識が必要なんだなと感じた以外は、入社前に感じた通りの雰囲気の会社でした。

私の店舗は今年になって移転したばかり。駅に近くなったこともあり、順調に売上を伸ばしています。
その中で、私自身は酒やドリンク、トイレットペーパー等の紙類を担当しています。売場づくりや商品管理・在庫管理はもちろん、重い商品の納品・品出しも進んで行っています。キャンペーン商品などがお客様の目に留まるよう、商品の特徴を記したPOPなども積極的に活用しています。また店長が休みの時には店長代行として、パートさんやアルバイトさんへの業務指示も行います。
最優先業務である接客では、特に健康面のご相談等をいただいた時には、管理栄養士の知識を活かし、食事面からのアドバイスを行うよう心がけています。

管理栄養士として健康食品の接客の時などに、栄養に関するアドバイスができた時にやりがいを感じます。お客様からいただく「ありがとう」や「助かったよ」の言葉も大きな励みになります。
つい最近も、介護をされているお客様から「エネルギーになり、選り好みなく食べてもらえるものはないですか」というご相談をいただきました。そこで食べやすいアイスをご紹介するとともに、介護用食品も一緒に吟味し、とても喜んでいただくことができました。
お客様の中にはご高齢の方は多いため、大きめの声で、ゆっくりと話す姿勢も大切にしています。一緒に働く仲間も含め、私としては、この仕事の醍醐味は人間関係づくりだと思っています。

仕事にも慣れ、年次とともに店舗管理の一部など、責任ある仕事も任されるようになってきました。今後は店長が不在でも問題なく店舗全体の運営ができるように、まずは店長の補佐の役職である副店長になりたいと考えています。そのためには、まだまだ私自身、自分のことが中心になってしまっているため、もっと広い視野を持つことが大切だなと痛感しています。
それと医薬品と化粧品の知識を、さらに高めていきたいと考えています。将来的には、１日も早く店長になることが目標です。店長になったら、管理栄養士出身として、薬にも化粧品にも強い店舗づくりができたらベストです。

就職活動は、思ったよりも短い期間で結果を出さないといけないため大変だと思います。自分が働きたいと思える会社が見つかり合格することを祈っています。そのためには説明会やインターンシップなどに積極的に参加し、比較対象をたくさんつくることです。
説明会だからと気負う必要はありません。私もフラッと気軽に足を運んでいました。その時に当社と出会い、「土日の連休取得は難しいよ」など、ある面、学生受けの良くないことも伝えてくれ、それにより「信用できる会社だな」と思ったのです。みなさんも、そうした各社の学生との向き合い方に注目してみるといいでしょう。機会があれば、当社の説明会にもぜひ足を運んでみて下さい。