栗原工業(株)

現場研修として、初めは小学校の新築工事に携わり、現在は半導体・自動車関連のプラントでの増築・改修工事に携わっています。小学校の工事では、工事写真の撮影や整理、回路チェックなどを最初から一つひとつ教えてもらい、だんだんとできることが増えていくのが面白かったです。工事完成の１ヶ月前は、最後の追い込みで現場全体の緊張感が高まり、一日がすごく短く感じました。どんどん建物が仕上がっていき景色が目まぐるしく変わっていく中で、工事の流れがわからないなどの知識不足で落ち込むときもありましたが、その忙しい中で少しでも完成に貢献できたことはすごく嬉しかったです。現在はプラント内の生産設備の電源移設工事や照明器具の増設工事業務など諸々の工事を行っており、図面を基に見積り作成などを任されています。最初の現場で学んだことを活かしつつ、今のプラント現場でどんどん吸収して成長できるよう励んでいきます。

人材開発センターでの研修期間中に様々な資格取得にチャレンジしました。電気工事士、消防設備士や電検三種があり、中でも一番の難関が電験三種でした。４科目全て合格すると資格取得となります。１回目の挑戦で3科目取得。苦手な1科目は2回目の挑戦で合格しました。大学で勉強したことが、資格の取得にとても役立ちました。人材開発センターでは資格取得に向けたカリキュラムとノウハウがあります。提供された問題集を繰り返し解きながら、苦手な部分は指導員に協力してもらい、追加の過去問と勉強のタイミングのアドバイスをいただき合格することができました。資格の取得は自身の努力が一番ですが、時間や勉強方法、教材など会社からのバックアップがあり集中して資格取得に挑むことができました。

職種の性質上、理系の人が殆どで女性が少ない環境と聞いていたので入社前は少し不安でしたが、意外にも差を感じることはありませんでした。最初の集合研修でも、同期が気さくに声をかけて呑みに誘ってくれてすぐに打ち解けることができました。現場研修で一番難しく感じる事は、材料名など専門用語が多く何を言われているのか理解できるようになるまで時間がかかることです。この問題は全員が最初に悩むポイントでもあります。働いてみたら女性だから困ることや出来ないということはなく、悩む部分はみな共通で安心しました。