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最終更新日:2025/3/21
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部署名リーガルアシスタンス部 事業再生・再編法務 パラリーガル
事業再生・再編法務に所属し、企業の倒産や再生案件を主に担当しています。破産や民事再生といった法的倒産手続の申立時における申立書に添付する様々な書類のドラフトの作成や、債権債務を法的に確定させるための事実関係の調査、裁判所や関係者との連絡等、事業再生案件に関する業務は何でも扱っています。当分野を担当するパラリーガルの特徴のひとつに、外部の方とのやりとりが多いことがあげられます。倒産の局面にある会社の社長や従業員、金融機関の担当者、倒産した会社の取引先債権者等、倒産手続には、様々な立場の人々が関与しており、弁護士の指示・判断のもと、パラリーガルがそういった人たちと直接会話することが頻繁にあります。中には倒産手続に詳しくない方も多くいますので、法律の知識がなくても理解してもらえるよう、分かりやすい言葉で正確に伝えることを心がけています。細かな点にも気を配った対応が必要だからこそ、相手の状況も理解し正確な知識で対応しなければならず、そのためにも常に勉強は不可欠だと感じています。
西村あさひの事業再生チームでは、地域や業界に対して大きな影響力をもつ会社の倒産案件に関与することが少なくありません。私も過去に、千人以上の従業員を抱える大きな法人の再生案件に関与したこともあります。この法人は、民事再生手続の中でスポンサーに対して事業を売却し、営んでいた施設や従業員をスポンサーに引き継ぐことになりましたが、仮にこの事業譲渡が奏功せず法人が事業を持ったまま破産するような事態になっていれば、この地域から当該事業が失われるだけでなく、千人以上の従業員が仕事を失うことになりかねませんでした。本件は、多数の金融機関が複雑に担保設定した不動産の処理もポイントであり、事業譲渡に向けて、担当パラリーガル同士でしっかりと確認を取りながら書類のドラフトや譲渡対価の配分の計算を進め、無事に事業譲渡及び民事再生手続の終結を迎えることができました。このように緊張感のある案件に関与できることに面白さを感じますし、自分の仕事が漠然とした「会社」でなく従業員一人一人の生活に関係しうるという使命感をもって業務に当たることを心がけています。
学生時代の経験から「組織を支援すること」にやりがいを感じ、就職活動を始めた当初から企業を支援する仕事に就きたいと思っていました。中でも特に、企業の成長や再生を図るようなM&A(企業の合併買収)に興味を持っていたため、証券会社など金融業界を中心に選考を受けていました。しかし調べていく中で、M&Aには対象会社やその事業の様々な法的なリスクに係る調査が不可欠だと知り、法的な知識を活かしてM&Aに携わることができる法律事務所のパラリーガルを志望するようになりました。法律事務所で働く知人がいたので、パラリーガルという職種があることは元々知っていましたが、実際に西村あさひの選考が始まると、OG訪問等も含め、様々な先輩所員と接する機会があり、自分が働くイメージを具体的に持つことができました。さらに、先輩所員の人柄が魅力的で、一緒に働きたいと思えるような方ばかりで西村あさひへの入所を決めました。
私が就職活動の一番最初に、また、一番時間をかけて取り組んだことは自己分析です。どうして今の大学・学部を志望したのか、どんなタイプの友人が多いか、何が得意で何が苦手か、どんなときに喜びを感じるのか・・・、自分の価値観に向き合ってそれを言語化することを通じて、いわゆる「就活の軸」を定めることに注力しました。就職活動中、皆さんには数多くの選択肢が与えられ、ときには何を選択すべきか悩んでしまうこともあると思います。しかし、自己分析を通じて見出した「軸」に立ち返り考えることで、きっと、ご自身がやりがいをもって取り組める仕事や日々充実して過ごせる職場に出会えるはずです。皆さんにとっても、それが西村あさひであれば嬉しく思います。