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最終更新日:2025/4/15
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部署名ソリューションエンジニアリンググループ
仕事内容アプリケーションエンジニア
私の主な仕事は半導体デバイスを検査するためのアプリケーション開発と顧客サポートです。アプリケーション開発とは自動検査装置(テスター)をコントロールしてお客様のデバイスを検査するプログラム作成を意味します。お客様から提供頂くテスト仕様に沿ってデバイスをテスト出来るようプログラムします。自らアプリケーション開発を行うお客様もいらっしゃいますので、その方へのサポート業務も行っております。また、テスターソフトウェアやツールの動作検証、テスターのメンテナンス作業も主な業務の傍らで行っております。テストプログラムのデバッグは自社オフィスで行いますが、お客様の工場(国内外)で行うこともあり、実際の量産現場を目にすることが出来ます。テスター仕様やインスツルメンツは市場のニーズに応じてアップグレードしたり、新規テスターを開発する必要があります。これらの製品は市場へ販売する前に検証が必要で、システムのある拠点まで出張することがあります。私の場合は2年前に新規インスツルメンツの検証を担当したことがあり、その時は本社のあるボストンへ3週間出張しました。
入社して半年ぐらいしか経っていないにも関わらず、海外エンジニアと共にテストプログラムのデバッグを行ったり、お客様の工場(国内外)を訪れてデバッグ作業を行ったり、生産ライン立ち上げまでのサポートを担当する機会がありました。苦労したことは海外エンジニアとお客様とのコミュニケーションの橋渡しをする事です。何を話しているかを伝えるだけならば簡単なのですが、論理的に説明するとなるとテスターの動作だけに限らず、電気・電子回路の知識や経験が必要です。基本的なテスターの動作はプログラミングトレーニングの受講によって理解しておりましたが、経験が浅く、元々電気・電子系の出身でもないため、複雑な話になるとお客様に上手く説明出来ないことが多々ありました。この時は繰り返し海外エンジニアに質問したり、上司に相談したりし、自分が納得してから説明するように心掛けました。入社初年度に現場でしか分からないこと、知りえないことを吸収し、お客様と共に問題解決に当たった事が一番印象に残っています。
力を入れたことはいくつかありますが、英語を挙げておきます。文系で語学が堪能な人は多いですが、理系ではむしろ苦手という人が自分の周りには多かったように思います。それもあってか、テレビや新聞において世界を股にかけて活躍する科学者や技術者の方の姿に憧れておりました。自分で意識して英語の勉強に力を入れ始めたのは中学校の頃と記憶しています。幼い頃は英会話へ通っていたため、英語には特に抵抗はありませんでした。当時学校では読み書きが中心で、話す聞くに対しては教育の力を入れ始めた頃という状況でしたので、高校生になり再度英会話へ通いました。大学では英語で行われる講座(文理含め)を積極的に受講しました。仕事で海外の方と英語でやり取り(対面会話やメール、電話会議)することは頻繁にありますが、特に支障は感じておらず、また暫く英語に触れていなかったからといって忘れるということはありません。若い頃に主体的に取り組んだことは後々自分の財産になると思います。
就職活動初期~中期の業界選びに苦労しました。就職活動を始める際、多くの方は業界選びから行うようアドバイスを受けるかと思います。通常は大学での専攻や研究に関与する業界を候補に挙げるかと思いますが、私が大学で携わっていた研究はニッチな分野でした。また、物理専攻ということもあり、どのように業界を絞ればよいのか分からない状態でした。しかし、化学や生物、環境など幅広く学んでおり、学んだ知識がどこでどのように役立つかは分からないため、合同説明会といった各業界が一堂に会するイベントに参加するようにしました。業界毎の繋がりがざっくりと把握出来たことは大きな収入だったと思います。その後、就活関連の雑誌か何かだったと思いますが、就職してから会社で学ぶこと(会社の製品等)の方が働く上では重要と知り、はっとしました。社内の雰囲気や人間関係も大事ではありますが、そもそも会社の製品に興味が持てなければ就職しても続かないと思いました。研究に時間を割く必要があったため、この後就職エージェントを利用することになりましたが、自動車や半導体等の自分が興味の持てる業界を掘り下げていくことに繋がりました。