(株)リード

入社以来、ダイヤモンドブレードのカスタム設計・開発を担当しています。お客様の元へ伺い、技術課題や使用状況を確認しながら、ブレードを構成するダイヤモンドの選定や材料配合を決定していきます。最近は、「環境にやさしい、グリーン精密加工」をテーマに、加工工具の開発だけでなく、社内の各部署と連携し、加工装置や加工時分析を取り入れた新しい加工システムの開発にも取り組んでいます。

製造業というと”薄利多売＝どれだけ作って利益を追求できるか”、または町工場の職人技が光る…というイメージでしたが、リードはそのどちらとも違います。客先の技術課題に対する「オーダーメイドのモノづくり」と、常に新しい技術を取り入れる研究開発重視の風土が、他社メーカーにはない特徴で魅力的に感じました。また、工場見学の際に社内のコミュニケーションが活発で和やかな雰囲気だったことが決め手となり入社しました。
実際に入社してからも、先輩社員が部署問わず気さくに声をかけてくださり、会話の中から新しいアイデアや部署連携が生まれていく…という、リードの風土に繋がっているなと感じます。

提案した製品が採用された時や技術提案が上手くいった時はもちろんやりがいを感じます。ただ、その成功の影には、狙い通りの結果が得られなかった実験も多々あります。それに対しても、「いいデータをとったね」「面白い実験をしたね」と前向きに評価していただける環境にやりがいを感じています。また、自分の挑戦してみたいことを臆せず相談でき、それを後押ししてくれる環境があり、非常にありがたいと思っています。私は「もっと人の成長に携わりたい」という想いから、現在「開発研究職」の範囲にとどまらず、人事業務の一部も担当させていただいています。

これはリードに限らない話ですが、気になった企業へはぜひ会社見学に行ってみてください。今は何でもインターネットで調べられる時代です。会社情報も口コミもたくさん出てきます。それでも、実際に働く環境を見たり、そこで働く先輩社員と話したりすることで得られる情報は、何物にも代えがたいと思います。
リードに興味を持ってくださった方、まずは一度工場見学にお越しください！「砥石」や「加工」は専門分野でなくても大丈夫です。こんなことをやってみたい・興味があるという「熱意」があれば、リードにはやりたいことを応援してくれる環境があります！