(株)リード

現在、会社が保有するコア技術を活かし、新たな分野向けの製品開発や、製品の付加価値を高める要素技術の研究開発を担当しています。実験室での基礎研究や、大学・研究機関の分析機器を用いた材料評価を行いながら、新しい技術の探索を続けています。また、学会や展示会に参加して最新の知見を取り入れ、刺激を得ることで研究開発に反映させています。

大学で学んだ分析スキルや考え方を活かし、製品という形あるものを世に生み出すことが、この仕事の大きなやりがいです。特に、既存製品にとらわれず、新たな分野や用途に対応する製品の開発に挑むプロセスは、簡単ではなく大きな責任を伴いますが、それ以上にやりがいを感じています。日々の業務では、地道な基礎研究を繰り返し、新しい現象や発見を確認した瞬間に大きな喜びを感じます。試行錯誤を重ねる中で、予想外の結果が得られることも多く、それがさらなる課題やアイデアにつながる点も面白いところです。また、これまでにない視点で取り組むことで、開発の可能性が広がり、自分の成長を実感できる瞬間もあります。確実な結果が得られる安全な道を選ぶのではなく、行き着く先が不透明でも挑戦を続けるほうが面白いと感じており、そこにこそ新たな価値や活路があると信じています。失敗や困難があっても、それを乗り越えた先に得られる成果や喜びが、私にとって大きなモチベーションとなっています。

挑戦を重視する文化が根付いており、新しいアイデアや取り組みに対して積極的な支援を受けられる環境があります。特に、上司や先輩が「まずやってみよう」と背中を押してくれる姿勢が心強く、自由に挑戦できる雰囲気が整っています。挑戦を受け入れるだけでなく、新技術を試すための実験や設備の使用についても、上司から迅速な承認を得られたり、必要なリソースを手配してもらえるなど、具体的なサポートが充実しています。挑戦の結果が成功した際には評価されることはもちろんですが、たとえ失敗しても、その経験が次のステップに活かされるため、常に前向きに取り組むことができます。

就職活動では、自分の「軸」を明確にすることが非常に重要だと思います。私自身は、「製造業で自分の手で新しいものを生み出す」という軸を持ち、企業選びを行いました。その結果、リードのように顧客に密着し、挑戦を重視する環境の中で働くことができています。軸を明確にすることで、数ある選択肢の中から自分に合った企業を見つけやすくなると思います。
また、企業を見る際には、規模やブランドだけでなく、そこで働く人々の雰囲気や、その職場で得られる経験にも目を向けることが大切です。社員の働き方やコミュニケーションの様子、また企業が提供する成長の機会などをよく観察し、自分がその環境で成長できるかを判断することが大きなポイントです。
さらに、就職活動は自分の将来を見つめ直す良い機会でもあります。思い通りに進まないこともあるかもしれませんが、どの経験もきっと将来の糧になります。皆さんが自分らしい道を見つけられるよう、心から応援しています。最後まで諦めず、自分を信じて頑張ってください！