マリオクラブ(株)【任天堂グループ】

Nintendo Switchにデータを配信するシステムの検証を担当しています。検証の流れとしては、まず仕様書を読み、開発者とやり取りをしながらシステムの内容や用途を理解します。そこから必要なテスト内容を検討・レビュー、テストを実施しシステムの品質に問題がないかを確認しています。
いろいろなサービスが日々生まれていくので、入社してからずっと同じ業務を担当するというよりは、様々な業務を経験する場合が多いと思います。

現在担当している検証チームには昨年から参加しているのですが、以前担当していた案件とは協働する開発チームが異なり、使用するツールも違うため、新しく覚えることが多く苦労しました。慣れない間は大変でしたが、不明点を都度調べたり質問したりするうちにできることが少しずつ増えました。仕事の幅も広がったので、今ではとても良い経験ができたと思っています。

お客様に直接見えないシステムもありますが、開発者と直接やりとりし、開発過程に携わることができる点が面白いと思います。一から関わったシステムがリリースされた際には、非常に達成感がありました。

1つ目は、当たり前のことかもしれませんが、少しでも気になった疑問点を確実に解消することです。
これまでの検証でも、仕様書と実際の画面の表示内容が微妙に違ったため、確認したところ不具合だったという場合や、仕様書に記載されていない内容を質問したところ検討漏れがあったということもあります。
小さな不具合が後々ほかの機能に大きな影響を及ぼすこともあるので、疑問に思ったことは調べ、問題ないと自分で判断せず、必要であれば問い合わせをして解決するように心がけています。

2つ目は、相手にわかりやすく物事を伝えることです。
開発者やチームのメンバーとのやり取りはチャットなど文章で行うことも多いため、わかりやすく伝えるように意識しています。例えば、最初に要点を記載したり、複雑な内容については画像や関連する情報を添付したりします。まだまだうまく文章をまとめられないときもありますが、先輩方の文章の書き方なども参考にしながら、よりわかりやすく伝えられるように心がけています。

仕事内容に興味があるけど、知識がないから不安…という方もいらっしゃるかと思います。私も入社前はシステム検証やデバッグに関する知識があまりなかったので、ついていけるか不安でした。しかし、新しいことを学ぼうという前向きな気持ちがあれば、先輩方もフォローしてくださるので、少しずつ業務に必要な知識を身に付けることができると思います。
社会人になって、これまで勉強してきたことがそのまま役に立つとは限りません。しかし、新しいことに挑戦した経験や、勉強する習慣がふとした瞬間に活きることもあります。この先どんなことが役に立つかわからないので、これからも積極的に様々なことに挑戦しておくことが大事だと実感しています。