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最終更新日:2025/4/3
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部署名土木研究部
仕事内容土木研究開発
当社技術センターにある大きなトンネルの実験装置を使用して、トンネル覆工コンクリート(トンネルの最終仕上がりの構造体)の施工を自動化する新技術を開発しており、私はこの研究開発における主担当としてプロジェクトを牽引しています。今はこの技術が現場で実用化できるよう、専門工事会社をはじめ多くの方の協力を得ながら、さらなる研究開発を進めているところです。
自分が指揮をとって実験を進めていくため、責任の重さに不安もありましたが「やってやれないことはない」という気持ちでトライ&エラーを繰り返しながら研究を続けています。立場が人を育てるとよく言いますが、当社は若手に挑戦をさせる風土があります。一方で、自分が悩んでいる時には上司が雰囲気を察して声をかけてくれるようなところもあり、上司や先輩のサポートがあるからこそ、責任のある仕事を日々進めることができていると感じます。
佐藤工業を知ったきっかけは、大学にゲスト講師として来ていた当時の技術研究所長の講義を聞いたことです。専門的な内容にも関わらず説明がとても分かりやすく、またフレンドリーな人柄も伝わってきて「この人のもとで働いてみたい」と率直に思いました。また別の機会に佐藤工業の方とお会いした際には、自分の将来像を明確にイメージすることができ、当社を志望する気持ちがさらに強まったことで入社を決めました。
建設業においては、作業員の高齢化や熟練技能者の不足が大きな課題となっています。トンネル覆工コンクリートの施工自動化技術は、作業の省力化・省人化と、施工技術の標準化による品質の安定化を同時に実現するものです。私は入社1年目からトンネルの現場で、職人さんたちの作業を実際に見てきました。そこで得た知識や経験が今の仕事に活かされています。これからの建設業に必要なのは、作業をより簡略化する技術。自分が開発に携わった技術を現場で運用してもらい、そして建設に従事する人に「作業が楽になった」と実感してもらうことが私の目標です。研究開発にゴールはなく、絶えず勉強を続けていかなければなりません。これからも自分が扱うテーマの知識を深めながら、建設業で発生するあらゆる問題に目を向け、研究開発に取り組んでいきたいと思います。