最終更新日:2025/4/16

警視庁

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 官公庁・警察・消防

基本情報

本社
東京都
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日々変化し、複雑化する 特殊詐欺の根絶を目指す。

  • Y.I
  • 特殊詐欺対策本部 
  • 支援担当

会社・仕事について

現在の仕事
  • 部署名特殊詐欺対策本部 

  • 仕事内容支援担当

入庁の経緯と現在の仕事

大学生の時に交通事故に遭い、不安を抱く私に真摯に寄り添い温かい声を掛けてくださった警察官に憧れたのが入庁のきっかけです。野球で培った体力や気力を生かして、困っている人の役に立ちたいという思いから、生まれ育った東京で警察官になることを決めました。特殊詐欺対策本部は、広域にまたがる特殊詐欺への対策を強化することを目的として、2024年に新たに発足した組織です。各警察署が実施するATM警戒や特殊詐欺被害防止対策の教養などの支援を通じ、組織一丸となって特殊詐欺対策を推進しているほか、特殊詐欺を端緒として発生する強盗など各種犯罪の未然防止に努めています。


担当業務のやりがい

社会情勢の変化やテクノロジーの進化に伴い、特殊詐欺の手口は日々変化し、複雑化しており、世代を問わず多くの人がスマートフォンを持ち歩く今、メールやSNSを悪用した特殊詐欺が増加しています。また、インターネットバンキングが普及したことにより、いつでもどこでも多額の振込が可能となり、特殊詐欺の被害額も上昇傾向にあります。今年に入り警察官を装い「詐欺事件の容疑者になっている」等と架空の事件に巻き込み、現金等をだましとる被害が増加しています。変化し続ける手口を分析して有効な対策を模索する大変な業務ではありますが、全国警察の最重要課題である特殊詐欺の根絶に専従できることにやりがいを感じます。


仕事をする上で大切にしていること

有効な特殊詐欺対策の1つが、実際の被害事例を都民に広く周知し、防犯意識を向上させることです。「自分も被害に遭うかもしれない」という危機感と「聞いたことのある内容の詐欺だ」と認識していただくための手段ではありますが、実際に被害に遭われた方の心情への配意や、捜査の支障にならないよう考慮するなど細心の注意を払いながら都民に発信しています。2024年夏に、警察博物館で特殊詐欺対策に関するイベントを開催し、最新の詐欺手口の紹介や犯人音声の公開、クイズ形式による謎解き等の企画を通して、多くの方々の防犯意識を高めることができました。


これからの目標

特殊詐欺対策本部の新設と同時に、警視庁と他道府県警察の捜査員が集結した「特殊詐欺連合捜査班」が発足しました。自らも仲間との連携を強固にしつつ新たな時代の変化に応じて、成長していきたいと思っています。事故に遭った際に真摯に対応してくれた警察官の姿を忘れず、1件でも犯罪被害を少なくするため、効果的な情報を発信していきます。


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