日世(株)

コーンや焼き菓子開発の、原料ミックスとマッチした金型や生産設備の設計開発を担当しています。
原料や配合開発の担当者と常にディスカッションを行い、コーンの味や食感に合うよう形状設計を行ったり製造工程を工夫したりするのが仕事です。また、今までにない新商品を開発することにあたって、どういった設備や装置が必要なのかを検討することも大切な仕事です。
最近、食品開発系部署と連携した創新（革新）的な新しいモノを創るための社内横断的アイデア出し会議が発足し、メンバーにもなりました。会社とともに私も成長していくことを目指している段階です。
現代社会の特徴である「激しい変化と競争の環境」に対して、「如何に生き残ることができるのか」を考え、課題を解決していくことが重要と考えています。

来日から12年目、日世に入社してから9年目で、日本の社会人として経験を積んで来ました。母国での仕事の進め方と全く違って、漏れなく計画を立てて、その通り進めていく計画性を身に付けました。計画性は日本社会の特徴でもあり、特に研究開発分野では不可欠な要素です。
好奇心も旺盛で調べることが好きなので、常に何らかの形で仕事に活かしたいと思っています。自分が設計した生産ラインで何かトラブルがあった時は、緊張感を持って原因把握に努め、解決に向けて責任を果たすべく取り組んでいます。簡単な治具や工具を自作してテスト出来ることも自分の強みだと思います。中国語が話せることを活かして、中国のお客様対応や情報収集した内容を皆さんに共有したりしています。

今まで主に機械系の仕事に携わってきましたので、電気関係や原料ミックス関係の知識は浅く仕事を進めていく中で躓いたりもしますが、周りの先輩後輩がフォローしてくれたり、アイデアをくれたりしました。その恩恵で自分自身をもっと知ることが出来、弱い分野のところも勉強することが出来ました。プレッシャーを感じることもありますが、成長を実感して前進できています。
コーンや焼き菓子の商品開発は単純に機械の知識だけでは解決できないことが多いです。開発本部のメンバーからの助言も頂きながら、皆一丸となって商品開発に注力できる雰囲気です。