(株)トヨタレンタリース静岡【静鉄グループ】

法人向けの営業をしています。弊社の車をリースしていただいている既存のお客さまには、リースしている車の継続や新車への乗り換えを商談します。複数の車を所有している企業で一部がリース、残りは購入した社用車の場合は、社用車をリースへ切り替えるご提案をします。弊社とリース契約をしていない企業に向けた新規開拓の営業もしています。私は雄弁なタイプではないので、お客さまのところに通い続ける足を使った営業を意識しています。特に、提案力や対応力に自信がなかった入社したばかりの頃は相手の話を聞いたり、自分のことを知ってもらったりするところから始めました。1回目、2回目の訪問では車の話はせず、雑談をしていました。私は身長が184センチと大きく、初対面の方にはスポーツをしていたのか聞かれます。大学まで続けてきた野球をはじめ、サッカー、バスケット、ラグビーなどスポーツ全般が好きで観戦もしているので、スポーツの話で盛り上がることは多いです。お客さまも私も慣れてきたタイミングでリースのご提案をしていきます。契約をいただくまで時間がかかるかもしれませんが、じっくり関係を深めていくスタイルが自分には合っていると思っています。

営業所の数字が伸びている時はうれしいですし、自分のノルマを達成できた時は充実感があります。初めての契約企業は、まだつたなかった私の説明や提案を社長さんが熱心に聞いてくださいました。私は話術に長けているわけではありませんし、最初から知識を詰め込んで営業するよりも営業しながら知識を身に付けていくタイプです。先輩や上司は、私のやり方は仕事に慣れるまで時間がかかると把握してくれています。個々の営業スタイルを尊重し、仕事の仕方を強制されることはありません。困ったり悩んだりした時は気軽に相談して、アドバイスをもらっています。訪問した企業では、社長さんをはじめ役職に就いている方と話す機会が多いです。仕事の話はもちろん、雑談のトピックも豊富な方ばかりなので、私は聞き手に回っています。話を伺うのはおもしろいですし、勉強にもなります。また、職場の雰囲気も良いです。部署を問わず仲が良いですし、明るい人が多いです。静岡営業所はスポーツをしていた人が比較的多く、休日に先輩の草野球チームに参加することもあります。長く働く上では毎日顔を合わせる人間関係が大事だと感じています。

大学で野球部に入っていたので、4年生の11月頃まで秋季のリーグ戦でプレーしていました。就職活動の期間が十分にない中、縁あって入社に至りました。大学は埼玉でしたが、地元の静岡で就職したい思いを持っていました。人前で話すのが得意ではないので、正直に言うと営業が一番避けたい職種でした。ただ、何事もやってみないと分からないことがあります。苦手な分野でも挑戦してみようとスタートして、気が付いたら入社して9年目を迎えています。

必要な知識や業務内容が予想以上に幅広いと感じています。お客さまにご提案したり、契約をいただいたりする上で、道路交通法などの法規や保険に関する知識は不可欠です。保険は代理店業務をしているので、営業担当者は全員が入社してから資格を取得します。それから、営業担当の仕事は契約をいただいて終わりではありません。むしろ、契約してからが大切になります。リースの最大のメリットは、お客さまに車を管理する手間がないところです。私たち営業担当者に一任されているため、車検の時期や保険の見直し、事故があった時の対応など、責任を持ってリースしていただいた車に関するあらゆる業務を担います。安心して車に乗っていただけるように、契約後のフォローを大事にしています。

車や保険に関する知識を深めて、お客さまの要望に応えるスピードを上げていきたいです。リースを必要としている企業は、それぞれ事情が異なります。お客さまのことを詳しく知り、個々に合ったご提案をできる営業担当者になりたいと思っています。