予約リストに追加した企業へのエントリーを行いました。
以下のボタンから、予約リストを確認してください。
予約リストへ
エントリー受付を開始しました。
トップページへ
検討リストに登録した企業の中から、気になる企業にエントリーしよう!
0社を選択中
エントリー受付開始!!
会員の人はログインしてください。
最終更新日:2025/7/28
予約リストからも削除されますがよろしいですか?
部署名分析評価部STG
勤務地東京都
仕事内容NB5000
ログインするとご覧いただけます。
出勤、メールチェック
その日の加工予定の確認加工
昼食
加工
業者やお客様にメール
打合せ
退勤
私は集束イオンビーム(Focused Ion Beam:FIB)装置を使ってTEM(透過電子顕微鏡)観察に用いるサンプルの加工を行っています。FIB装置ではサンプルにイオンビームを照射し、固体の任意もしくは特定の箇所を削り取る加工を行うことができます。TEM用のサンプルは厚さ約100nm(髪の毛の太さの約1/1000)と非常に薄いものです。分析対象が100nmよりも大きい場合は、その中心がTEMサンプルの中央になるように、また、分析対象が数十nmの場合は、TEMサンプルに確実に含まれるように微調整を行いながら加工しています。それ以外にも材質や分析の着目点はもちろん、どのような視野で観察するとより分かりやすいデータになるのか、等を考慮しています。多様なサンプルに触れることができますので、興味深く取り組むことができる業務です。
私はサンプルを電子顕微鏡に入れるために小さく加工する仕事をしています。サンプルの形状や分析箇所はもちろん、お客様の評価目的は依頼ごとに全く異なります。任意箇所を加工する場合もあれば、100nm以下の微細な特定箇所を狙った加工が必要な場合もあります。このような微小箇所の加工は非常に難しく、先輩からノウハウを伝授してもらうほか、自分自身で工夫するなど試行錯誤を繰り返しながら取り組んでいます。しかし、実はこのような高難易度の加工技術こそがデータの質を決めるポイントです。自分が携わったサンプルで良いデータを提供し、お客様に喜んで頂けたときはやりがいを感じます。
私自身、学生時代の研究テーマでは直接分析機器に触れることはありませんでした。しかし、研究の一環で自分の研究室とは別の場所に分析を頼むことがありました。その時に様々なお客様の分析を担っている企業があることを知り、分析によって企業を支えていく縁の下の力持ちのような存在が魅力に感じました。分析会社の中でもMSTを選んだ理由は雰囲気と立地です。実際にMSTの先輩は話しやすいなと感じましたし、寮が財団から近くて自転車で通えるというところが良いなと思いました。
私は働くうえで周りの人とコミュニケーションを積極的にとるようにしています。私の仕事は完全に一人で作業するということがあまりなく、基本的に周りと協力しながら進めていきます。初めのころは疑問が生じた際は、「こんなことで質問して良いのか」と一人でしばらく悩み、仕事がなかなか進まないときもありました。しかし、自分一人の力で解決するには難しい課題もありますし、そもそも時間も有限です。そこで、周りの人とのコミュニケーションを増やすよう工夫しました。今では仕事の最中に疑問点が生じたときは気軽に周りに聞くことができるようになりましたし、また、何気ない会話から仕事が上達するためのヒントが得られたりすることもあります。
私が推している福利厚生は寮と社食です。MSTの寮はいくつかありますが、どの寮も徒歩あるいは自転車で通えるくらいの距離にあります。東京は人が多く、朝の電車は必ず満員になり通勤だけでもかなり疲れてしまいますが、徒歩や自転車であれば自分のペースで通勤することができます。またMSTでは昼食も夕食も社食で提供されています。メニューは日によって変わり、比較的安い値段でバランスの良い食事を毎日とることができます。また、カフェも併設されておりコーヒーを飲みながらゆったりと休憩できるところも魅力的です。