最終更新日:2025/5/9

一般財団法人 材料科学技術振興財団(MST)

  • 正社員

業種

  • 財団・社団・その他団体
  • サービス(その他)
  • 化学
  • シンクタンク・マーケティング・調査
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
東京都
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  • 5年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系

見えない世界の開拓

  • M.Y
  • 2021年 入団
  • 東北大学大学院
  • 農学研究科 生物産業創成科学専攻 卒業
  • 分析評価部KB
  • MassARRAY、Miseq、リアルタイムPCR等担当

就職活動について

選考を受けた主な業界
  • 食品
  • 薬品・化粧品

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
  • チームワークを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名分析評価部KB

  • 勤務地東京都

  • 仕事内容MassARRAY、Miseq、リアルタイムPCR等担当

これまでの経験

会員限定コンテンツ

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1日のスケジュール
8:45~

出勤、自分の1日のやることを確認、メールチェック

9:00~

分析の準備、事務作業など

10:00~

前処理

12:30~

食堂でお昼ごはん

13:30~

測定

16:00~

データの確認、解析、結果報告など

18:30~

1日の内容をまとめ、帰宅

新規分析の開始

配属当初は新型コロナウイルスのPCR検査に携わりながら、並行して新規装置の立ち上げに携わっていました。現在はDNAチームとして遺伝子解析を中心に行っています。遺伝子解析といってもその内容は多岐にわたり、様々なサンプルや複数の装置を扱いながら分析を行っています。また、案件ごとにサンプルの前処理から測定・解析まですべてのプロセスを担当することが多いため、ときには前処理方法の検討を行ったり、測定ソフトの設計を行ったりと幅広い業務にあたっています。半導体の分析のイメージが強いMSTにおいて、バイオや遺伝子などの分野の分析も可能であることをアピールできるよう、チームで技術開発を進めています。


自分で考えてやり遂げる経験ができる

新規装置や分析内容の立ち上げに関わるなど、「自分でやり遂げる」という経験ができることで成長できたと感じています。もちろんチームとして進める内容も多く、周りに助けてもらう機会もまだまだありますが、自分の担当として業務を進めることができたときにやりがいを感じます。また、遺伝子解析では「DNAを持つもの」が分析対象となりますので、ヒトに関わるものから産業利用のための微生物の分析まで、とにかく色々なサンプルを扱います。さらに、サンプルの種類だけではなく、分析目的によっても前処理方法や装置の種類、測定方法などを都度適切に選択して分析を進める必要があるため、検討内容も多く、分析ひとつひとつにいくつもの新しい発見があります。DNAは目で見ることはできませんが、得られる情報は莫大であるため、新しいことを知ることができるのは面白いところだと思っています。難しいと感じることも多いですが、一から始めることが多いからこそ達成感が大きく、そして、お客様が結果に満足していただけるとやりがいにつながっています。


自分の性格と経験を活かしたいという想いから

自分が働いている姿を想像してみた時に、分析という仕事が「じっくり物事を考える」という自分の性格に合っていると感じました。学生時代は研究に打ち込んでおり、「自分で計画を立てて実験を進め、結果について考察する」というサイクルを仕事にも活かすことができたらいいなと思ったのがきっかけです。MSTは親会社のない中立的な立場であるため、取引先の数が多く様々な分析を行っていること、そして、難しい分析に挑戦できる可能性もあることなど、MSTなら自分らしく働くことができるのではないかと思い志望しました。


新規分析依頼を担当

装置に関する知識が全くない状態から自分が中心となって新規装置を立ち上げ、測定・評価を行った上で結果の報告までたどり着けた時に1番成長できたのではないかと感じています。新規装置の立ち上げは、装置の原理を理解するところからサンプル前処理の工程やエラーの原因など、検討や模索することが多くあり、依頼をいただくようになるまで試行錯誤の連続でした。初めてのことばかりで戸惑いや不安もありましたが、周りのメンバーに支えられ、多くのことを学ぶ経験ができました。現在でもまだまだ新しく学ぶこともありますが、前処理や測定に関する調整、エラーの対応など、周りに頼られる機会や自分ひとりでできることも増え、更に成長できているのではないかと感じています。


分析という仕事は、相手がいて成り立つ仕事であること

「お客様の困りごとを解決する仕事である」ということを忘れないように心掛けています。日々の仕事のなかで、一見すると似ているような分析依頼もありますが、常に相手がいることを意識し、分析の背景や構想などを汲み取ることを大切にしています。ただし、なかにはお客様の期待や思い込みが含まれている場合もあるため、それらに影響を受けないよう、結果は客観的な目で見るよう気を付けています。


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