(株)そごう・西武

フロアマネジメント部フロア運営担当として勤務しています。主な仕事は、担当フロアを巡回しながら、お客さまや従業員、売場の安全安心を守り、スムーズな運営を支えることです。そのために自社社員はもちろん、お取引先販売員の方々ともコミュニケーションを活発にし、店頭の管理を行っています。
私たちに求められていることは「安全安心な、より良い売り場づくり」です。
そのために、お客さまに居心地の良い空間を提供できるように考え、お客さまからいただいたご意見はスピード感をもってスタッフに共有することを心がけています。

フロア運営担当は、リーダー 1名とスタッフ2名の 3名一組のチームで、各階ごとにチームで担当フロアを受け持っています。
少人数のため、常に行動を共にするわけではないですが、年齢や在籍年数に関係なく、とても明るく仲の良いチームです。
コミュニケーションも密に行っており、相談しやすく風通しが良いと感じます。お取引先のスタッフに対して、時には当社の要望を伝えて理解を得るよう話をしなければならないこともあります。最初は自身よりも経験豊富な方々へどのように伝えたら良いか悩みましたが、今は逆に「どうしたらいいと思う？」「相談を聞いてほしい」など、一人前の社員として頼ってくれることがとても励みになり、率先して話をすることができています

入社後すぐは、やや消極的で、先輩に質問することに苦手意識がありました。
また、商品知識の勉強も大変でした。分からないことがあっても「また同じことを聞いて怒られないかな、こんなこと聞いていいのかな」など、ネガティブに考えることも多かったのですが、「本当に些細なことでも何でも聞いていいよ！」と先輩やお取引先スタッフの温かい声に救われ、徐々に環境に慣れていくことができました。すぐ教えてもらえる雰囲気があり、そうした環境は、今の私を成長させてくれたと感じます。

身につけた商品知識を活かして、お客さまに提案した際に「ありがとう」と感謝をされたことです。その経験をきっかけに「接客が楽しい」と思うようになり、さらに知識を身につけたり、先輩の接客を見て良いところを吸収したり、自然と学ぶ姿勢が身についていきました。また、売場のメンバーに「今の接客トーク良かったよ！」と褒めてもらえたときも、さらに頑張ろうと意欲が湧きます。最近では、私が学んだことを後輩にも、アドバイスができるようになり、日々、チーム全体の成長を実感する瞬間にもやりがいを感じています。

将来のビジョンとして、「さらに成長したい」という気持ちから総合職の登用試験に挑戦しています。
また、自身のロールモデルである先輩のようになることを目標としています。
その先輩は「和顔愛語」を大切にしており、そのことわざの意味通り、誰にでも優しく、どんなに忙しいときに声をかけても対応してくれ、断り方もとてもスマートで、その姿勢に深く感銘を受けました。その人を見習って、お客さまはもちろん、お取引先スタッフや後輩にも同じように接することを心がけています。
　これからも、百貨店の顔としての意識をもって、お客さまにとっても、従業員にとっても気持ちの良い環境づくりに貢献できるよう行動していきます。