最終更新日:2025/4/7

(株)アップ【ベネッセグループ】

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基本情報

本社
兵庫県
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試行錯誤する力、諦めない心を身につけてもらうために

  • 中西 理沙
  • 文学部
  • レゴ スクール
  • レゴブロックを使用した、楽しく学べるカリキュラムの提供

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 人を育てる仕事
  • 豊富なアイディアを活かす仕事
  • 遊び心を刺激する仕事
現在の仕事
  • 部署名レゴ スクール

  • 仕事内容レゴブロックを使用した、楽しく学べるカリキュラムの提供

現在の仕事内容

一番下は2歳半から、現在の最高学年では高校1年生までの生徒を対象にレゴブロックを使用したカリキュラムを提供しています。2歳半の幼児から、高校生までとなるとかなり年齢差がありますが、全体を通して一貫してプログラミング的思考を育てるためのレッスンを行っています。そもそもプログラミング的思考とは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、文部科学省による定義では、「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」のことをいいます。文章で見るとなんだか難しそうですが、具体的には、2歳半~小学2年生くらいまでは、ブロックの組み立てをメインに、小学3年生以降はパソコンやタブレットを使用したプログラミングをメインに、自分が作りたい動きや形を実現するために、ブロックやプログラムをどう組み合わせたらよいかを考えてもらい、ヒントやアドバイスを与えながら失敗しても諦めず何度も挑戦することの大切さを伝えています。


最も心に残るエピソード

年長クラスのあるレッスンで、歯車のかみ合わせやブロックの固定で躓いた子が、悔しさから泣いてしまいました。こういうときは、ほぼ答えを言ってしまうことになるけど、もっとヒントを与えるべきだったのかもな…と悩んでしまいます。しかし、その子はその日家に帰って自分の力で再度いちからレッスンで作った物を作り直し、難しかったかみ合わせと固定の部分をしっかりと自分の中に落とし込んで次のレッスンに来てくれました。ちょうど次のレッスンでもブロックの固定が必要となり、その子は自信満々に嬉しそうに「こうしたらいいんだよね」と作っていってくれました。前の週のレッスンで私が答えに近いヒントを伝えていれば、その子は泣くことはなかったでしょう。しかし同時に、悔しい、自分で解決したいという思いも生まれず、家でもう一度復習することもなかったのだと思います。言葉で「諦めず自分で考えてごらん」と10回伝えるよりも、諦めず取り組めばうまくいった、という経験が1回あるほうが子ども達の心を育てるのではないかとこの時強く感じました。レゴスクールの教育理念である、「諦めず試行錯誤する力」が育ったなと感じたエピソードです。


この会社に決めた理由

就職活動をしていた最初期は、インストラクターや先生ではなく、事務職を希望して探しており、アップのことを知って面接を受けることになっても最初は事務職を希望していました。何より自分は子どもが苦手で幼児教育とは程遠い人間だと思っていたので、レゴスクールがあることすら知らずに面接に臨んでいましたが、最終面接まで進んでから、初めてレゴスクールのお話を聞き、そこで感銘を受けたことから希望職種の変更考え始めました。正直言うと、教育、幼児について何も学んだことがなかったので、レゴスクールの説明を受けた時も素晴らしいと思いつつ、最初は自分が働く実感はなかったです。しかし、その面接でお話をしてくださった方が大変熱意を持って紹介してくださり、あなたはレゴスクールに向いているよ、とおっしゃってくださいました。この言葉があったからこそ、できないと決めつけず、自分が心から素晴らしいと思えたこの教育に携わってみよう、とアップへの入社を決めることができました。


今の仕事のやりがい

子どもが「楽しかった」と言ってくれることが何より嬉しくやりがいを感じます。本人から直接「今日も楽しみにしてきた」や「今回も楽しかった」と言ってくれることもありますが、保護者の方から「全部の習い事の中でレゴが一番好き」や「ずっとレゴ行きたいって言っている」という言葉を聞くと、教室に来たときだけでなく家でもレゴの話をしてくれているのだな、と伝わってきて大変嬉しいです。また、レッスンの中で子ども達が成長していく様子が見られるのもやりがいの1つです。勉強と違い、レゴでの学びは成績等の目に見える形で成果を示すことが難しいです。それでも、毎回答えを待ってから作っていた子が自分で挑戦するようになったり、意見を言えなかった子が発言してくれるようになったり…そういった小さな成長が見えたとき、レッスンをしていて良かったと思います。


就職活動中の学生へのメッセージ

自分が何をしたいのか、悩みすぎなくても良いんじゃないでしょうか。なんとなく選んだ、なんかこれならできそう、そんな気持ちから始まっても全然問題ないと私は思います。やっていくうちにやりがいや楽しさが見つかっていきます。もちろん適当な気持ちでやっていたら、ただただしんどいだけだと思いますが、目の前のことを精一杯努力していれば何事も楽しくなってくるものです。堅くなりすぎず、気負いすぎず。肩の力を抜いて就職活動をすることをオススメします。取り繕った自分ではなく、ありのままの自分で挑んでくださいね。落ち込むことも、不安になることも多々あると思います。私も不安でどうしようもない時もありました。でも大丈夫です。諦めず行動を続ければ思いもよらない所に道があったりします。頑張ってください!


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